埼玉県警は1日、韓国籍の東京都台東区駒形1、無職、金田将徳(本名・金将徳)容疑者(29)ら5人を大麻取締法違反(営利目的所持)容疑で現行犯逮捕し、埼玉県内の民家3棟から鉢植えの大麻草336本などを押収したと発表した。
逮捕容疑は、5人は10月31日、借りていた同県草加市内の民家で、乾燥大麻2袋(約70グラム)と鉢植えの大麻を所持したなどとしている。一部は「営利目的ではない」と否認しているという。
県警によると、5人は同法違反(所持)容疑で逮捕された別の男3人とともに08年10月以降、草加、八潮、川口市の住宅街にある民家を借り、大麻草を栽培。家賃や電気代は月60万円以上にのぼっていたという。
近所の住民が一日中雨戸を閉めきった家に複数の男が出入りし、エアコンがつけっぱなしなのを不審に思い警察に通報し、発覚した。【浅野翔太郎】
毎日新聞 2009年11月1日 20時21分(最終更新 11月1日 21時59分)