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140字では呟けないこと(Iza…真価が問われるとき)

2009/11/01 00:22

 

ここ、Izaでブログを書き始めて以来、1年半と少しが経ちました。数えれば、731本目のエントリだそうです。

 

ところで昨今、私の「お気に入りRSS」に登録してある、何人かのブロガーさん達の"New"マークの数が、どんどん減っていっているように感じます。それ以外でも、記者ブログの稼働率低下は顕著です。そしてたまたま私が目にするだけなのかも知れませんが、「Izaのあり方を問う」といったような論調の、何やら深刻なエントリやコメントが散見されます。

 

何かを契機としているのかどうか知りませんが、何となくここ(Iza)も、一つの過渡期を迎えているのかなぁと、そう感じます。

 

そんな雰囲気の中、自分なりにも少しだけ考え、愚見を記しておこうと思います。

 

 

今までにも何度か同じようなことを言ってきましたが、私はここをある種の「公園のような場所」だと考えています。と言っても、ある私企業が提供して下さっている、故に少しだけ「商売っ気」の香りもする公園と言ったところでしょうか。入場は無料です。ただし、一応の会員登録が必要で、その際、「利用規約」を読まされ、これに同意することだけが唯一、会員となるための資格要件の様なものです。会員になってしまえば、あとは出入り自由です。

 

芸能やスポーツ、その日の事件などについて記事を拾って一喜一憂する人。まったく記事とは関係無く、日々の雑感についてつらつらと綴る人。そして、政治や経済といった謂わばちょっと「お堅い」ことについて、中には本当に真面目に論を繰り広げる人も少なくありません。というよりむしろ、ブログサービス全体の特徴として、かなり政治系の比率が高いところかも知れません。

 

いずれにせよそれは割合の問題であり、なにせ、ジャンルや語調・書式は硬柔様々で、それぞれの「ブログ・ライフ」を楽しんでいると言えるでしょう。

 

「公園のような場所」と言った以上、「そこは何をするところ??」と訊かれれば、「遊ぶところ」と答えます。もちろん、「冗談じゃない、私は本気になって政治的主張をし、もってイデオロギーの拡散を」とか、「真剣に勉強を」などとおっしゃる方が居るかも知れませんし、それを否定するつもりもありません。ただ、第三者から見た場合、「遊んでるんだ」と言われても仕方が無いというほどの意味です。

 

傍観者になんと言われようが、政治的な目的に向かう人は着実に歩を進めればいいし、なんらかの勉強をしようとする人も然り、要は自分のタメという範疇を脱し得ないのであって、傍から見ている人がナンと言おうが関係無い代わりに、他者に何事かを押し付けることも基本、慎むべきことかと考えます。

 

さて、そこで、「厳にやってはいけないことは何か」と言えば、「他人に迷惑を掛けること」に決まっていると思うし、転じて言えば、「公衆マナーの遵守に心がけること」が、最低限にしてほぼ唯一のルールではないかと思うのです

 

(一度だけ念を押しておきますが、「Izaは公園のようなもの」とする全くの私見に基づく論を展開しています。)

 

別に、ことさらお上品にやるべきだと言うつもりはありません。ただ、公共の場で遊ぶ以上は大人の分別というものが必要ではないのか、という程度のことです。少なくとも、嫌でここにブログを書いている人は居ないでしょうから、その場所を大切に持続させようと思えば、「公衆マナー」の意識から自由でいいのでしょうか、と。

 

 

政治家や芸能人、所謂、「公人」とされる方の悪口を少々書く程度や、然るに、「公」そのものを対象とした批判なら私も厭いません。自分の足許に境界線を引くような、身勝手な理屈だと思われるでしょうが(別に否定もしませんが)、特定個人、或いは特定少数を、その対象が引き受ける準備や覚悟も無いのに傷つけるような言論を野放図に繰り返すことが、大人として許されることなのでしょうか。

 

 

匿名性のメリットが種々あろうことは理解出来ますが、同時にそれは、「無責任」であることからどうやっても切り離しようがないはずです。よほどの自制心を持って臨まなければ、言は尖り論は暴れます

 

まさに、「学校裏サイト」の一部が社会悪とされる所以と同じ構図ではないでしょうか

 

公園を歩いているといろんな遊び方をしている人に出会います。ときには、実に興味深い政治講談をしてみえる方も居て、その内容たるや「本当にタダでいいのか」と思えるほど有難いと感じるものも少なくありません。

 

ただ、中には、一見それらしいと思えば、同じ口で、はっきりと名乗った記名の私人を相手に攻撃する姿を見て、残念に思ったりします。典型例は記者ブロガーに対する攻撃でしょう。

 

実際のところ、攻撃なんてもんじゃありません。聞くに堪えない罵詈雑言、有り体に言えばそうとしか見えません。「記者ブロガー」という、相手が極めて微妙な立場であることを知りつつ、自分の都合に合わせてあるときは「記者」の立場に無理やり立たせ、別なときには同じ人を「ブロガー」(しかも匿名の)の如く扱う、まこと勝手のよろしいことだと思います。

 

(別に「記者ブロガー」をことさらに擁護する理由はありませんから言いますが、「記者ブロガー」の側にも十分に対抗している、つまりは周りが見えていないかのような下品なモノ言いをする人は居ますが、この際論外でしょう。)

 

とにかく、(繰り返しますが)「どうしてそんなに野卑であったり、他人を見下すような言葉を選んで使う必要があるのか…」というブログやコメントを見るのは実に嫌なモノです。誰かがランチボックスを広げている傍で、砂埃を上げて遊ぶ子どもと、それを注意もしない大人を見るのに近い印象があります。

 

 

「嫌なら近付かなきゃいい」という反論が立ちそうですが、それは詭弁だと思います。もともと「見てくれ!!」という性質のものがブログですし、ブログ主の品性とはかけ離れた「コメント」やTBだけを避けて通れ、なんてほとんど不可能です。なのでこんなことを書いています。

 

ハナッから、Izaを「公園のような場所」だと規定する論について異論を持つ方も多く居ることでしょう。別にそれ自体に拘るつもりは無いのですが、何せ、あまりにも猥雑な状態のまま放置すれば、なんであろうと長続きしないような気がしてなりませんそんな状態そのものを「ウリ」にするのなら話は違うでしょが、それはすなわち、Izaというブログサービスの独自性の否定であり(そんなことのために存在するサイトは他にいくらでもあるのだから)、ましてそれは、本体企業の品位をも…そこまでは余計な心配ですね。

 

私はただ、迷い込んだにせよここまで一年半以上にわたって遊ばせて頂いている公園が、最近あまりにも見苦しかったり聞き苦しかったりする様子を見て、もう少し「公衆マナー」に厳しい、けれども結局は多くの人が遊び易い場になってくれればなぁと、最近の有り様を見ていてそう願う次第なのです。

 

これを書いている間幾度と無く、自戒の念に突き当たりつつ書き進めました

 

(※このエントリはすぐにひとまず消去する予定です。コメントを頂いた場合でも同時に消去となる点、あらかじめご了承下さい。)

 

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