栗の渋皮煮
茨城県は栗の出荷量 日本一。なかでもかすみがうら市は、栗生産の中心地。地元の主婦グループが、季節限定で栗の渋皮煮を作っているというので訪ねます。一つ一つ手作業で愛情たっぷりのじっくり煮込んだ渋皮煮を御馳走になります。
蓮根
これまた日本一の出荷量を誇るのが、「蓮根」。 10月〜3月に旬を迎える蓮根は、これから最盛期を迎え農家さんも大忙し。勝野さんも初めての蓮根掘りに挑戦です。
土浦ツェッペリンカレー 土浦が誇る名産品を使って「町おこし」をしようと考え出されたのが「カレー」。 蓮根やローズポークに地元の野菜など、地場産にこだわって作りだされたカレーには、ある物語りが隠されていました。土浦ツェペリンカレーを地元の看板料理にする為、奮闘した主婦の皆さんに出会います。
―水戸市―
水戸市での旅の始まりは、「水戸東武館」と呼ばれる剣道場から。 徳川御三家の一つ「水戸藩」は尊王攘夷の旗頭として武道に力を注ぎましが、明治政府の「廃刀令」により、武芸は衰退の一途を辿ります。そんな中 明治7年に建てられた「水戸東武館」では、これまでの水戸学の精神に習い 少年剣道の基礎を築いてきたと云います。そんな歴史ある剣道場に勝野洋さんお邪魔します。
武道具
東武館のご近所に店を開くのが高山武具店。水戸の剣道具は頑丈に作られているのが特徴だとか。今も手作りで剣道着を作っているという高山さんご夫婦を訪ねます。一年に2組しか作れない剣道着は、10年越しで注文を待つお客さんもいる程。お客さんを交えながら、お二人のお仕事場を拝見します。
竹矢 茨城に伝わる武道の心のもう一つ。 それは竹で作られた「矢」作りです。現在も親子3代で技を受け継いでいる小池さんを訪ねます。主に弓道で使用される矢は、今ではカーボンやアルミが主流。しかし10工程 以上もの手間と時間をかけられ作られた竹矢の飛びは、やはり通常の矢に比べ全く違うと言います。受け継がれる心と共に、そんな竹矢作りを見せて頂きます。
駒村清明堂
筑波山に源流を発する恋瀬川の水流を使って、今も水車を回しながら線香を作る駒村清明堂さんを訪ねます。 杉の葉100パーセントで作られる線香は、水車の動力を使ってゆっくりと時間をかけて粉にされたものから出来上がります。 自然のリズムの中で、水車を動かしながら線香を作り続ける駒村さん一家にお話を伺います。
旅をしなければ出会わなかった人々に、日常と少し離れた場所で「イイモノ」をいただく。旅に出なければ話せなかった世間話の一つ一つが、なんだか心温かくなる そんな旅。 次回の遠くへ行きたい 茨城県の旅 どうぞお楽しみに。