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【社会】

制限速度44キロ超え列車走行 JR九州、乗客2人けが

2009年10月30日 23時04分

 30日午後1時5分ごろ、JR鹿児島線大牟田駅付近で、鳥栖発八代行き普通列車が制限速度を44キロ超えて走行、列車は大きく揺れ、乗客2人がひじなどを打撲するけがをした。

 JR九州によると、列車は2両編成で、乗務歴7カ月の男性運転士(26)が運転。大牟田駅を出て約350メートルの地点を制限速度35キロに対し、79キロで走ったという。

 けがをした40代女性と60代男性が、それぞれ下車駅で「ひどく揺れて振り落とされそうになり、打撲した」と駅員に告げたため、速度超過が判明した。

 JR九州が事情を聴いたところ、男性運転士は「考え事をしてスピードを出したのに気付かなかった」と話したという。勤務前の検査でアルコールは検出されていない。

(共同)
 

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