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国際比較でみる教職員の働き方
教員への依存度=(教員の当該行為への参加率/当該行為へ参加している人の回答累積率)×100
日本の「教員依存度」が4か国中
最も高かった教育活動
(全16項目中11項目)
〈生徒との関わり〉休み時間などに子どもと遊ぶ・過ごす、児童会・生徒会活動など活動指導、部活動やクラブ活動に関する指導 |
〈生活習慣やマナー〉食生活に関する指導 |
〈学校行事の準備と指導〉教育方針や行事予定などの情報提供、保護者との電話連絡・保護者会など学校行事に関する指導 |
〈地域との関わり〉奉仕活動に関する指導 |
〈生徒の進路指導〉キャリア教育、進路指導 |
放課後などに補習をする |
教員への依存度の低いイングランドとスコットランドでは、「休み時間などに子どもと遊ぶ・過ごす」 には学校職員や保護者、地域の人が、「児童会・生徒会活動指導」には学校職員が、参加している。そして、フィンランドは「休み時間などに子どもと遊ぶ・過 ごす」に保護者が一部参加しているものの、この点も含めてここで取り上げた活動は教員、教員以外とも、あまり参加していない。これらの活動が、学校の活動 という位置づけは弱いようである(最終報告書、p. 59)。
参考:フィンランド教員の
夏休みの過ごし方
「ほとんどの教員は、仕事の疲れを取るための休養と趣味に当てている。多くの教員は語学の勉強などを楽しんでいる。また、 少なくない教員が大学のコースに出席したり、資格取得のための勉強をしている。これらは教員自身の自主的・自発的なもので ある。フィンランドの夏季大学や放送大学がこれらを支援するプログラムを用意している。」(情報の提供:エリキ・アスプ氏、 ツルク大学名誉教授)
調査を踏まえての提言
まずは授業準備の時間と子どもと向き合える時間を確保すること。 | |
そのためには正規の教職員を確保し、以下の施策により残業時間や持ち帰り仕事を減らすことが不可欠。 (1)少人数学級の推進。 (2)教員以外の専門的職員を充実する。 (3)給食指導や部活動の指導を教員の任務から外す。 |
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イングランドやスコットランドのように、授業準備時間を設ける対策が不可欠。 |
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長期休業中に自発的研修を多様な場所で行えるように、せめて2週間の長期休暇を確保すること。 |
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文部科学省、都道府県教育委員会、市区町村教育委員会、校長会などが主催する研究指定、研究会、研究事業、発表会等を厳選する。各種研修会も精選する。 |
報告書PDFダウンロード: PDF形式 / 15.4MB / A4・132ページ |
報告書ダイジェスト版PDFダウンロード: PDF形式 / 360KB / A4・4ページ |
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