2009年10月31日 10時5分更新
岡山県の先月の有効求人倍率は0.55倍と前の月に比べて0.01ポイント改善し、1年5か月ぶりにぶりに前の月を上回りました。
岡山労働局によりますと、仕事を求める人1人に対して何人の求人があったかを示す有効求人倍率は先月、0.55倍でした。
これは過去2番目に低い水準となったことし8月に比べて0.01ポイント上昇しており、1年5か月ぶりに前の月を上回る結果となりました。
岡山労働局によりますと新たな求人数は、依然低い水準であるものの製造業や建設業、それに医療や介護の分野を中心に増えているほか、仕事を求めている人の数が一時期に比べて減る傾向にあるため、有効求人倍率の改善につながったということです。
岡山労働局では「改善のきざしが見られ、底を打ったとの期待はあるが、判断できる状況にはない。しばらくは一進一退の状況が続くのではないか」と話しています。