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2009年10月30日(金) 19:15 |
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JA岡山に業務改善命令
職員が客の貯金を着服するなど不祥事が相次いでいるJA岡山に対して、岡山県は、金融機関としての信用を損ねたとして業務改善命令を出しました。 JA岡山は、組織をあげての法令順守に全力で取り組むとしています。
岡山県庁で、県の大森弘介農林水産部長から、JA岡山の藤田新二理事長に対して、来月30日までに業務改善計画の提出を求めるなどの命令書が手渡されました。 JA岡山では、今年7月に灘崎支所の男性職員が客の貯金など約5千万円を過去9年間にわたって着服していました。 また、今年8月には藤田支所の女性職員が不正経理を行っていたことがわかるなど、去年12月からこれまでにあわせて3件の職員の不祥事が発覚しています。 業務改善命令を受けてJA岡山は会見を開き、再発防止と顧客の信頼回復に取り組むと謝罪しました。 今後は法令順守における役員研修を実施するほか、指導機関となるJA岡山中央会にコンプライアンス対策室を設置するなど、組織の改革を含めた対策を行うとしています。
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