吉本興業、TOB成立発表!クオンタム社と合併へ
◆ 88・52%(約3300万株)の応募があった ◆
民放キー局などが出資している投資会社「クオンタム・エンターテインメント」は30日、吉本興業の株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。TOBは先月14日から今月29日まで実施。吉本興業所有の自己株式を除く発行済み株式数の7割が成立基準だったが、それを上回る88・52%(約3300万株)の応募があった。
TOBの成立で吉本興業は今後、臨時株主総会の決議を得てクオンタム社の完全子会社となり、両社は合併する予定。吉本興業の名前は存続するが、同社株は東京・大阪両証券取引所の上場が廃止される見通しだ。吉本興業は「メディア各位との連携を深め、新生・吉本興業として出発する。ファンの皆様へ様々なエンターテインメントを提供できると確信しております」としている。
[ 2009年10月31日付 ]
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