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【スポーツ】

カナダ国内の聖火リレー始まる バンクーバー冬季五輪

2009年10月31日 08時45分

 バンクーバー冬季五輪の聖火リレーで、手を振ってスタートする第1走者のサイモン・ホイットフィールドさん(左)とカトリオナ・ルメイ・ドーンさん=30日、カナダ・ビクトリア(共同)

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 【ビクトリア(カナダ)共同】2010年バンクーバー冬季五輪のカナダ国内の聖火リレーが30日、同国西部のビクトリアで時折薄日が差す曇り空の下、ブリティッシュコロンビア州議事堂前からスタートした。1カ国のリレーとしては史上最長の4万5千キロの長旅は、バンクーバーのBCプレースでの開会式で聖火がともされる2月12日まで106日間に及ぶ。

 22日にギリシャのオリンピアで採火された聖火は、空軍機でカナダに到着した。その後大会関係地の先住民のこぐカヌーで、海から議事堂前に運ばれた。

 極秘だった第1走者はスピードスケート女子のカトリオナ・ルメイ・ドーンさんとトライアスロン男子のサイモン・ホイットフィールド。カナダ人の冬季と夏季の五輪金メダリストが持った聖火はハーパー首相らに見送られ、カナダ全土に五輪の到来を告げる旅に出た。ルメイ・ドーンさんは「思った以上に感動した。カナダが一つになる旅の始まり」と話した。

 

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