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桂三枝、円楽さんの急逝にショック…思い出を語る

生前の円楽さんと親交のあった上方落語協会会長の桂三枝

◆ ブログで「涙」 ◆

 円楽さんの急逝に上方落語協会会長の桂三枝(66)は「師匠の訃報(ふほう)に接して言葉にならないくらいショックです」と肩を落とした。
 最後に会ったのは、仕事で対談した昨年12月。当時を振り返り「(1978年に)円生師匠について落語協会をお辞めになったいきさつなどを、お疲れなのに長時間付き合っていただきました」と感謝。「そのときのツーショットの写真は、今も部屋に飾っております」と故人との思い出を語った。

 自身が開業に尽力した落語の定席・天満天神繁昌亭(大阪市北区)についても「協会を出られて寄席を持たれた苦労を元にして、繁昌亭運営に、いろいろアドバイスを頂きました」としみじみ。最後は「師匠は芸名のごとく円(まる)く穏やかでカッコイイ方でした。ご冥福をお祈り申し上げます」と結んだ。

 さらに、この日の自身のブログでも「涙が止まらない」というタイトルで「ご苦労様でした。透析は大変だったでしょうね。悲しすぎるよ」などとやりきれない心境をつづっている。

[ 2009年10月31日付 ]

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