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マイケル・ジャクソンさん主治医、借金まみれの実態が明らかに

  • 2009年08月02日 19:59 発信地:ラスベガス/米国
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故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんの死に関連して家宅捜査を受けた主治医のコンラッド・マーレー(Conrad Murray)氏(撮影日不明、2009年7月29日写真提供)。(c)AFP/STRADLEY, CHERNOFF & ALFORD LLP

【8月2日 AFP】故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんの死に関連して家宅捜査を受けたジャクソンさんの主治医コンラッド・マーレー(Conrad Murray)氏に、77万ドル(約7300万円)以上の借金があり、ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)にある豪邸も差し押さえの危機にあることが、同州で提出された裁判所文書で明らかになった。

 前週28日にラスベガスにある自宅と診療所の家宅捜査を受けたマーレー氏は、オフィス設備36万3600ドル(約3450万円)以上相当を支払っておらず、返済を求める債権者に訴えられた後の5月に、ジャクソンさんの主治医となった。

 同氏は返済期限が過ぎた奨学金7万1000ドル(約670万円)の返済も命じられているうえ、ラスベガスの高級住宅街にある敷地5268平方メートルの邸宅は、10万ドル(約950万円)のローン支払いができず、差し押さえが迫っていることも分かった。ローンの支払いは毎月1万5000ドル(約140万円)だったが、1月から滞っていたという。

 さらに、開業している診療所の器材装備費約24万ドル(約2300万円)の未払いと、サンディエゴ(San Diego)に住む自分の子どもの養育費の支払い不能によっても訴えを起こされている。

 こうした山積みの借金が、マーレー氏がラスベガスの診療所を休業し、ロンドンでの復活公演を前にしていたマイケル・ジャクソンさんの主治医を月当たり15万ドル(約1420万円)で引き受けた背景にあった可能性がある。
 
 28日に公開された文書によると、当局がマレー氏に家宅捜査を行った理由は、過失致死、職業倫理違反、「中毒者への処方もしくはその処置」、過剰処方などの証拠捜索だった。(c)AFP
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