本日の愛荘町臨時議会におきまして、先般、惹起いたしました、柔道部 部活動中の中学生の死亡事件および町管理職員の住宅リフォーム補助金不正受給の管理監督責任をとって、町長、副町長、教育長の給料を自主的に減額することを提案し、認められました。
(お詫びのことば)
このたび、惹起いたしました「緊急経済対策 住宅リフォーム促進事業補助金」にかかる愛荘町管理職員による不正受給事案ならびに「秦荘中学校で発生いたしました柔道部 部活動中の中学生死亡事故」につきましては、町民の皆さんをはじめ、関係者の皆さまに多大のご心配,ご迷惑をお掛けいたしましたことに対し、まことに申し訳なく、お詫びいたします。
特に、秦荘中学校で発生いたしました柔道部の事故につきましては、安全であるべき学校でこのような事態を招きましたことはまことに申し訳なく痛恨の極みでございます。
あらためて、亡くなられた村川康嗣さんのご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご家族の皆様に衷心よりお悔やみ申し上げ、心からお詫び申し上げます。
今後、職員の不祥事に関しましては、再発防止を期し、綱紀の粛正、職員研修やチェック体制の強化を図ります。
また、学校における部活動中の事故に関しましては、事故発生の反省を踏まえ、部活動のあり方などに付きまして広く意見を聞くなど二度とこのような事故が発生することが無いよう、町教育委員会、学校関係者ともども十分議論を尽くし、対策を考えて参る所存でございます。
今回、これらの事案に対し管理監督者として重い責任を痛感致しており、町長、副町長、教育長の給料の月額を減じることといたしました。
町 長 2009年11月1日から2010年3月4日まで(任期終了まで4ヶ月余) 10分の1 減額
副町長 2009年11月1日から2010年1月31日まで(3ヶ月) 10分の1 減額
教育長 2009年11月1日から2009年12月31日まで(2ヶ月) 10分の1 減額
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コメント(4)
大変ですね。責任の在り方にも問題があるように思うのですが。
私も、湖北地域で企業の代表として責任の在り方を考えないとと常づね思っています。日本の責任の在り方は、マニアル化されていませんか?本来責任とは、誰も問題を起こそうとしていない中で、問題が起こった時どう対処し、今後起こさないための方策に時間を費やすべきものであり、報酬の減額ではないように思います。
問題の起こった所に、総括責任者がどれだけ足を運び問題点を見つけ出せるかが、責任者の責務だと思っています。ともすれば分掌化された中で、担当責任者が現場に足を運ぶよだけになってしまっていることを私は反省し、そうならないよう心がけたいと思っています。
2009/10/24(土) 午後 1:25
アドバイス ありがとうございます。
私も、その通りだと思います。
トップとして、自ら行動すること、これこそ信頼を得る第一条件と心得ます。(M)
2009/10/24(土) 午後 8:42 [ むらニャンのあんにゃ・もんにゃ ]
潔しですね〜しかし、そこまでしなくて良かったのではと、私は思います・・・いつも全力で、町政を行われていて、爽やかです・・・、しかし町民の中には、手厳しい方もおられるのでしょうね、だからそれを思うと、このような自らの処し方で、対応されたんだと思いますが、これからも町政頑張って執行して下さい。
2009/10/27(火) 午後 8:33
ご激励 ありがとうございます。
このような声 聞きますとやっぱり元気でます。
議会には、減額が少ないと言う意見もありましたが、最終的には、全員賛成してくれました。(M)
2009/10/27(火) 午後 9:20 [ むらニャンのあんにゃ・もんにゃ ]