001 msinfo32.exe(システム情報) |
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C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\MSInfo\msinfo32.exe
Windowsに標準添付で「msinfo32.exe」(システム情報)というツールがあります。
以前は、「ファイル名を指定して実行」で「msinfo32.exe」と入れて実行できたんですが、WindowsXP・SP2へのバージョンアップで少し様子が変わってしまいました。
★「Help and Support」が「無効」
私の場合、いきなり下記のエラーになってしまいます。

「スタート」>「管理ツール」>「サービス」で「サービス」の画面を開き「Help and Support」を調べます。

なんと!「スタートアップの種類」が「無効」になっているではありませんか!
なぜかわかりません。ひょっとして、私の潜在意識のなせる技なのか?
★「Help and Support」の「開始」
「サービス」の画面で「Help and Support」を選択して右クリックし、メニューの「プロパティ」を選択。


「スタートアップの種類」を「手動」に切り替えて画面下の「適用」をクリック。

「サービスの状態:」が使用可能になるので「開始」をクリックして「OK」。
★「msinfo32.exe」の起動
改めて「ファイル名を指定して実行」で「msinfo32.exe」と入れて「OK」。
「msinfo32.exe」の画面が表示されると思いきや?
あれま? 「ヘルプとサポート センター」が表示されます。
どうやら「ヘルプとサポート センター」に統合されてしまったようです。

おやおや、沢山説明が並んでいますが、どれを選択すれば「msinfo32.exe」にたどり着くのかわかりません。
そこで一発、「ファイル名を指定して実行」で「msinfo32
/?」と入れて「OK」。

「msinfo32
/computer コンピュータ名」でいけそうです。
★「コンピュータ名」?
しかし、「コンピュータ名」といわれても・・・
デスクトップの「マイコンピューター」アイコンを右クリックして「プロパティ」

ありました。「コンピュータ名」は「dell」でした。
★「msinfo32.exe」の起動(その2)
今度は、「ファイル名を指定して実行」で、「msinfo32
/computer dell」と入れて「OK」。
やりました、やっと、「msinfo32」の画面の呼び出しに成功です。

以前は「システム情報」でしたが、今回は「ヘルプとサポート センター」という看板が出ています。
しかし、中身は殆ど変わっていないようです。
★スタートアップリスト
この画面で、「ソフトウエア環境」>「スタートアッププログラム」を選択すると右側に一覧が表示されます。
さらに、メニューの「ファイル」「エキスポート」で、スタートアップリストを出力出来ます。しかし、私の例では、「msinfo32」で出力できたのは28項目に対し、「Autoruns」のほうは75項目と、圧倒的に検出対象が違っていました。
いまどきのスパイウエアの場合、この程度の解析能力では、殆ど解決できないのです。
また「Autoruns」のようにファイルフォルダにジャンプしたり、プロパティを表示する機能等もありません。
スタートアップリストの作成と検証については「msinfo32」の時代は終わってしまったようです。