上海の第4回新司法試験論文式試験 答案構成再現

読みにくいかもしれませんが、どうぞ見てやってください。

gooブログ退会のお知らせ

2009-10-30 13:30:51 | 日記
少なくとも11月26日までにはこのブログを消滅させる予定です。

今年の本試験からという短い間でしたが、とても楽しかったです。他の私よりも優秀な合格者の方たちとコメント欄でコミュニケーションを取れたのも嬉しく、楽しくありました。

そして、成功体験を伝えることにより来年の受験生の方たちのお役に立てたかなとも自負しています。私も昨年以前の合格者ブログから大いに学ぶことがあったので、少しは恩返しができたかなと思っています。

来年の受験生みんなに頑張って頂きたいのですが、特に3回目に受験する方には頑張って頂きたいです。ここで注意すべきことを二つ。

一つは、ネガティブなことを考えればキリがないので考えないこと、少なくともそれは受験後に考えること。というのも三振後のことは今解決できないからです。受験後であれば就職活動をするなりしてベターな解決方法をとれますが、受験時には勉強をするしかないのです。記事にも書きましたが、論文で手が震えることもあります。大丈夫です。そこまで真剣に勉強をしたから手が震えるのです。答案構成用紙に殴り書きでもして手を落ち着かせれば5分以内に落ち着きます。三回目ということで、死地にもいる心境だとは思いますが、死地で生きようとすれば死にます。死地で開き直れる人だけが生き残れると思います。

(これを答案でいうと、死地で生きようとすることとは、たとえば気付いたことを何でも書いておこうということかなと思います。要件効果の枠組みがあるわけですから、それを崩してまで何でも書いてしまっては駄目です。気付いたことを書かないということは本当にきついです。でも、そのきつさに耐えなければ良い評価は得られないと思います。)

いま一つは、一度は不合格を味わった方は、その原因を究明すること。たとえば、合格ラインから100番以内を三回続けて三振した人を私は知っています。あと少しやれば受かると思いこんで根本的な解決に取り組まなかったならば、そういう結果になるかもしれません(その人が何もしなかったわけではないとは思いますが)。

11月27日以降も、「上海」名義で自身のrssに登録しているブログにコメントをすることがあるかもしれません。その時にはよろしくお願いします。



11月27日以降は司法修習生としてしっかりと勉強をしていきたいと思っています。そして、弁護士となってからは、微力ながら日本において司法権が適切に作用するよう(こういう表現は正確かな?)努力していきたいと思っています。

これまでのご愛読、ありがとうございました。
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昔の友人の消息

2009-10-19 00:58:03 | 日記
いま昔の友人の消息を知った。
20年近く前に知り合い、その後彼女は日本に失望して帰国した。

でも今、彼女は日本とかかわる大きな仕事をしている。
段ボールの奥からメモがこぼれてそのメモにあった彼女の難しい綴りで検索したらそれが分かった。

彼女はいわゆるエリート(候補)だったのだがいくつかの不幸で精神的に落ち込んでいた。それ以来、連絡を取っておらず時々思い出しては複雑な思いをしていた。エリートゆえの打たれ弱さかなと思ったりもした。
しかし、そんなに弱くはなかったんだ。いや、弱かったのかもしれないけど、弱いなりに踏ん張り直したんだ。

嬉しい。
俺もあの時迷走していたけど、いま人生の転機を迎えて性根が座ってきた。
彼女と改めて連絡を取るかは分からないけど(取ろうと思えばかなりの確率で取れる)、お互いに前に進めたんだなあと思うと嬉しい。

そういう嬉しさもあるし、ネット上だけど単に姿を見れただけで嬉しかった。

このブログにふさわしくないけど、柄にもないけど、こういう日があって良かった。
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総括みたいなもの(後に加筆・修正・削除の可能性あり)

2009-09-25 01:18:28 | 日記
(9月28日 どんどん加筆修正をしております。)

法学部卒, but旧司経験無し。かなり軽い気持ちでロー入試受験を決めました。調べていくうちに7割合格が幻想であることを知ることにはなるのですが、それでも妙に自分に自信がある方なので、「と言っても旧司のえげつなさはないから大丈夫!」とかなり楽観的でしたね。
ただ、自分に自信がある割りには小心者でもあるので、適性の結果と経歴と学歴とを見て下位ローに照準を絞って確実に一期未修に入ることにしました。下位ローでも問題ない!ポテンシャル(笑)があるから。

無事ロー入学を果たして授業を受けていたとき、先生がある学生に「不当利得の要件は?」と聞いたところ「利得、損失、因果関係、法律上の原因がないこと。」と答えていて、なんのこっちゃ???となったのは懐かしい思い出です。その学生の声が低目で何か呪文のように聞こえたことも覚えています。法学部で何を勉強していたのでしょうか。その時から危機感を感じ始めました。5年前はこんなだったのです。
下位ローって、卑下するわけではなく、本当に温いんです。能力の低い人間が受身でいては本当に悲惨な結果しか生じないのですが、それを地で行ってました、私も、ほとんどのみんなも。成績を取るための工夫はしましたが、司法試験って遠かったですね。
ただ、2年になると優秀な人間というのは分かってくるもので(1年のときはハッタリ旧司経験者が幅を利かせていて怪しかった)、そういう人の中から大人のコミュニケーションを取れる人を選んでゼミを組みました。そのゼミからは三人一発合格が出たので、私が今年合格できたのもそういったゼミに参加していたことも一因として挙げることができます。さらにその三人は、私のことを常に励まし続けてくれたので心理的な支えとしても大きかったです。

そうこうしているうちに1回目の試験まで半年となるのですが、TKCのスコアがあまり伸びない。当然、択一対策です。余裕がないので択一対策しかやらないようになりました。おかげで択一足きりは免れましたが、論文は悲惨な成績。

この1回目の不合格のときが最初の分岐点だったんでしょうね。ここで論文に集中して、演習中心にしておけば2回目で合格できたのかもしれません。しかし、私は体系的理解が足らないからスラスラ論文が書けないんだ、と思ったのです。そこで、基本書読み込みを中心にしました。演習も計画に組み込みましたが、おまけのように入れたもんですから、嫌になるとすぐにスキップしてました。書くのって面倒くさいんですよ。本を読むのって楽です、乱暴に言えば。よく分からなかった内田民法もまぁまぁ分かるようになりました。考えまくって、調べまくれば結構なところまでは分かるようになるもんです。塩野の難しさも却って親切に書いているんだなーと思えるようになりました。

(演習、演習と強調していますが、上の基本書読み込みがあってこその演習効果だとは思います。つまり両方必要なのですが、それを3年でできるか、5年かかるかの問題だと思います。この3年と5年を比較すると、努力は才能の一つなんだと感じます。私のような「不当利得って何じゃろ?」という人が3年で合格レベルに達するには、努力することが才能まで昇華しておかないと。ここまで言うと、2回目で合格するには演習だけじゃダメだったんじゃないの?となりそうですが、その通りで、演習をしながら適宜基本書に戻って知識・理解を確実にするところまでやらないと2回目での合格はなかったと思っています。)

2回目は、それほど択一対策に力を注がなかった割に択一突破者平均を大きく上回りました。で、論文も稚拙なりに書けたと思いました。択一高得点は、自分に地力が付いたという錯覚を覚えさせましたね。だって、そんなにやらずに高得点ですから。でもダメ。ただ、1回目より少しはマシでした。でも合格ラインに遠い。

さあー三振り目。滝にでも打たれに行こうか。「滝 修行」でググりましたよ。結局、風邪を引いたらバカらしいと思って行きませんでしたけど。あと、危ないし。もう自分を麻痺させました。三振の恐怖、受かっても就職ない、就職しても稼げない、夢がない、この連鎖を頭から追い出して、5月の試験が終わるまでは司法試験マシーンだ、そう言い聞かせたものです。その連鎖は危ないですよ。勉強が手につかなくなるので。

そうやって意識を固めてからは、答案スタイルを固めるようにしました。演習中心で行くことは早くから決めていたのですが、不安だったんですね、自分に論文の核みたいなものがないことが。書いているうちに自分で何を書いているのか分からない状態になることも多く、そういったとき予備校の答練などでは点数が悪かったです。で、逆の場合には点数が良かった。そうであれば、その状態にならないようにすればいいんじゃないか、と思い至ったのです。そのために答案スタイルを固める、と。堀馬さんほどじゃありませんが、合理的なルール作りには時間を掛けました。論理的というのは複数の論理が途切れず繋がっていることを言いますが、どう繋ぐべきなのか、そしてそれぞれの項に値を代入するときにはどういった意味を込めるべきなのか、とか柄にもなく緻密に考えました。論理的って二つの条件を満たす必要がありますよね。演繹的につながること、そして、その媒介項が正しいこと、です。前者は三段論法を叩き込むことで身に付けることができます。後者は基本書を読むことで身に付けることができます。ただ、後者にしたって本番で的確に出すためには書いて身に付けることになりますが。あと、当てはめは帰納的に、です。ともかくも、このように答案スタイルを固めたことが合格に結びついた大きな要因だったと思っています。

(問題提起-以下の文章を書く根拠を示します。規範定立-趣旨を示し、その趣旨から導かれる要件を示す。ここは演繹的に展開。趣旨を誤ればすべて誤り。当てはめ-規範定立で示した要件を前提に、事実を摘示し、効果発生・不発生を宣言。以上の意味では演繹的ですが、事実を評価する部分は帰納的です。つまり、いくら評価しても間接事実である以上、事実と要件とが演繹的に繋がっているとはいえないのです。有利な事実、不利な事実の両方を評価して確率論的に要件に該当する、しないと結論づける点において、帰納的であるといえます。)

答案スタイルが固まると、予備校が怖くない。どんな点数が返ってきても「この添削者はキ○ガ○だから無視!」。一度ある科目で4点とか付けられたことがありました。まぁあれは真性のキ…。既に合格した友達は、予備校で答案を返却された後、毎回点数だけ見て予備校のゴミ箱に捨ててましたが、さすがにそこまではできません。一発合格者は違いますね(笑)。

ただ、添削はどうでもいいから全国模試で合推を取っておきたいというのはありました。そうでないと出陣の狼煙が上がらず仕舞いですから。何とかギリギリ合推は取りました。あの右上の図のライン上ですよ。択一で引き上げた上で。でも勇気をもらえましたね。同時に緊張感ももらえました。油断していると簡単に不合格ゾーンにコロンと落ちるという緊張感。

あと、話があっちこっちに行きますが、論証も準備しました。民法、民訴、会社、刑法、刑訴、労働、です。ただ本番に適切に対応するために、民法は類型別の要約もしましたし、民訴は基本書の要約をしました。公法もノートを作ったのですが、自己流なのでどういうノートかをうまく言うことができません。あえて言うなら、憲法は答案作成マニュアル風、行政はコンメンタール風です。これらのノートを答練前に読み込み、本番前日に読み込んでいました。

本番は緊張しました。当たり前です。しかし、それは三振り目の緊張ではなく、試験に対する緊張です。三振り目の緊張はマイナスにしかなりませんが、試験に対する緊張は持っておいた方がいいです。緊張が緩んで答案を書くとヤバイです。そして、緊張し過ぎていたとしても書いているうちに緊張は緩まりますが、緩んでいたら取り戻すのに時間がかかります。これは個人差があるので、自分にとって断言できるに過ぎないわけですが、一般論としてもある程度妥当すると思いますよ。まぁそうは言っても、労働法の第1問の第1行は手がガタガタ震えてなかなか書けませんでした。それを覚知してさらにビビリましたね。5行も書くと乗ってきましたけど。

(緊張を楽しむというけど、表現に難有りだと思います。楽しむ人っているのかな? 私は、緊張しているとホッとするというか、ちゃんと現状を認識できていることに安心します。闘う意思を長時間保つには緊張が不可欠です。だから、緊張を楽しむというより緊張を味方につけるという感覚ですね。緊張って一般的には嫌われますから、それを味方につけている状態を楽しむと言っているように思います。本当に楽しんだら緊張が緩むので私にとってはマズイです。)

あと、試験の細かいこととかは余りこの文脈で書こうとは思いません。本番を闘うに当たってどういった気持ちを持てたかで、ある程度勝負は決まると思います。団子状態だったと思いますから。精神論好きですよ。ロマンがあるので。

適切な対策を採ったなら2回目までで確実に合格する試験だったと思えます。下位ローの人にとっては、その適切な対策に辿り着くまでが大変なんですよ。もしここまで読んで頂いた下位ローの人がいたら、いいブログを読んで適切な対策を学んでください。上位ローのやつらに一泡吹かせましょうよ。

結論として言いたいのは、司法試験の合格のためにすべてを徹底する必要はないけれども、「書く」という点については突き詰めてください。基本書に分からない箇所があってもいいです。しかし、書くことに関しては曖昧な部分があってはいけません。接続詞の使い方も極めてください。字の大きさも考えてください。1枚何分で書けるかは把握してください。1行何秒かも。5行何秒かも。最後の1分で、そのとき思いついた何かを書くときに効いてきます。筆記具選びもよく考えて、しかし神経質にならず。三段論法は自在に使えるようにしてください。短いバージョン、長いバージョン、それぞれ答練で試すことができます。あと、択一では最後まで見直ししてください。早く終わっても気を抜かずに。私は刑事系で見直しをしていて明らかに誤った肢を選んでいることに残り40秒で気がつきました。そこで、残りの4肢から1肢を選ぶのは不可能と見切り、2肢に絞ることにしました。残り10秒で2肢まで辿り着き、あとはヤマ勘でマークしました。偶然これが正解でした。最初に諦めて適当にマークしていれば正解する確率が25%だったのですが、2肢に絞ってそれを50%まで高めたことが2点の積み上げにつながったと思っています。これらの積み重ねを怠って「1点足りなかった。」と嘆かないでほしいです。これらはどれも私は徹底できませんでした(択一はうまく行きましたが)。もし不合格だったら悔やんでも悔やみきれなかったでしょう。

加筆・修正・削除、それぞれの可能性を残しつつ、とりあえず終わります。
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成績通知が来ました。

2009-09-21 12:53:33 | 日記
まり子様に遊ばれずには済みそうだし、スタンドを持つことにはならなそう(あくまでも、2043位ではないということに過ぎないが)。

四捨五入して…
公法:90
民事:170
刑事:90
選択:50
論文:400
総合:820(1500位台)

点数予測での点数と余り変わらないな。
昨日アップした全国模試との比較でいうと、刑事系が持ち直した。これは模試結果の後、刑法ばかりやっていたからかもしれない。
民事で引き上げたよなー。これが150点なら落ちてたんだ。いまゾッとしたわ。

以上、ご報告まで。

※今夜か明日か明後日かは分かりませんが、司法試験受験の一応の総括でもしたいと思います。(9月23日追記)しばらく書けないかも知れませんし、すぐに書くかもしれません。質問に答える形式だと一生懸命応えようと思うのですが、司法試験について自分から何かを発信するためのモチベーションが急速に失われつつあるので。

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明日に成績通知が来る前に辰巳全国模試結果を書いておきます。

2009-09-20 18:40:52 | 日記
みなが一喜一憂している中、取り残される私。

本番との相関関係があるかも?と言われている辰巳全国模試の結果を書いておきます。明日にアップする(けど、めちゃ悪くて渋々アップすることになるかもしれない)成績との対比のため。ただ、5月の試験後に、予備校資料はすべて廃棄したので、うちには基本書その他しか残っていない。したがって、覚えているランクだけを書くしかできないことをお許しください。

択一:Aランク
 民事A
 公法A
 刑事A
論文:Bランク
 選択:B
 公法:B
 民事:B
 刑事:D
総合:Bランク(合推より5点くらい上)

3年目にしてやっと合推が取れたので、土俵に乗れた感がありました。ある友人によると、同級生で三振り目の人たちは、Aランクを取ったにも拘らず受け控えたとか。それも3人くらい。もう1年勉強しようという選択をすることについてはかなり苦しんだでしょう。他方、私はロー修了後3連続で振りました。3回目で受からなければ2年延ばしても受からないだろうという判断があったからです。他人からすると、三振り目で全国模試Bランク(合推ギリギリ)で受けるというのは蛮勇にも見えたかもしれませんが、その蛮勇のおかげで今の幸せな結果を得られることができたとも言えます。

ではまた明日!
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これからHNは、「上海」にします。

2009-09-20 00:24:19 | 日記
理由は、行ったことがないから。理由自体はパクリです。

こういう宣言は恥ずかしい。最初からHN決めておけばよかった。
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今日も不達

2009-09-19 21:20:59 | 日記
甲山一郎さんに「関西なら土曜日か月曜日になりますね。」なんて言ってた自分だけど、月曜日になりそうです。

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今日は不達

2009-09-18 23:07:58 | 日記
明日か月曜日みたいです。
ちょっと拍子抜けしました。
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通りすがりの者ですが をどうしようか

2009-09-18 16:43:23 | 日記
どうも長いハンドルネームだという自覚あり。
微妙に不評だとも思っている。
だから変える。

グレイトフルデッドとか格好良いよなー。スタンド名は二番煎じだから駄目だろう。俺、キングクリムゾン好きなんだけど。あーあれはブログ名で堀場さんがハンドルネームか 堀場さん?どう参考にしようか

zigenとかも百発百中!って感じでクールだよなー。五右衛門は怒られるよなー。ふーじこちゃんは意表を突くけど躊躇われる。

lyoumaさん takasugiとかkatsuとかはややこしくなるよな。

クロさん、シロは駄目?

甲山一郎ブティックかブティック甲山一郎にするのも怒られるよな…。

ここにオリジナリティのなさが露呈しますわ。あと少し考えます。

ちなみに、成績表はまだです。帰宅後に確認して報告します。あー2043番は嫌だ。まり子様の膝の上で寝ている気分だわ。では!

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明日に順位判明

2009-09-17 23:26:33 | 日記
すべての科目で合格者の真ん中順位であれば、総合で750位になる。そうであればどれだけいいか。明日はドキドキだわ。
2043位ならスタンドを持てそう。良くて「ラスト・クリスマス」とかかな。次のクリスマスは迎えられないっちゅう意味で。悪ければ「ヤンコビック」とかになりそう。書面を書いても何か借り物の文章ばかりが並んでしまうスタンド。人間の裁判官や弁護士にやられるスタンド。

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反響

2009-09-15 22:20:37 | 日記
学生時代の友達が祝ってくれるみたい。
ロー入学で退職した職場の人たちも祝ってくれる。
内定先の先生も祝ってくれる。
既に合格した友人も祝ってくれる。
ローの先生も祝ってくれる。
既に撤退したロー同級生も祝ってくれる。
全部楽しみ。諸事情により日程は遅れるけど。

祝ってくれる=食事会 or 飲み会

いやあ、すごいことをしたんだな。幸せに慣れていないので、戸惑い気味。
でも、ここで人の好意に慣れよう。素直に受け止めるようにしよう。
それにしても、身内も含めて祝ってくれる人がこんなにいるとはスゴイ。
ここで皆さんの好意を受け止めつつ、謙虚な気持ちを忘れてはならない。
ゼロからの出発、その意識で。


今週末には成績通知が来るはず。
彼女は「私は2043位でも構わないよ。」と言うけど、
そんな言葉は完全スルー(笑)。せっかく書いた答案だから
どんな評価か楽しみ。できれば少しでも良い成績で。現実的な
希望としては3桁順位かな。是非!
2043位とかだったら、まり子様によって幻覚に陥りたい(週刊ヤングマガジン今週号参照)。ひぃーーーーー!
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郵送完了!

2009-09-15 16:54:37 | 日記
無事、最高裁と司法研修所に司法修習申込書を郵送しました。明後日までの消印までオッケーなので、今日送れば十分です。

やっと、これで他のことに取り組めるわ…。
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書類揃えました。

2009-09-12 19:12:55 | 日記
あとは写真を撮るだけ。
月曜日に撮って月曜日に郵送しよう。
これが終わらないと落ち着かないな。

修習までにやるべきことをリスト化して優先順位を
つけてスケジュールに落とし込まなければ。嬉しい悲鳴ですね。
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更新しないと言いつつ・・・掲示板前

2009-09-11 08:33:14 | 日記
今日は、法務局、保健所、区役所、と資料集めに走り回るのですが、まだ早いのでいまのうちに昨日の記録を。


アルバイトを5時30分に終えて日比谷駅へと向かう。電車の中でも当然緊張しまくり。ただ、それまでは自分の番号が掲示板に載っていることをイメージできなかったのが、急に載っている気がしてきた。直前に短答成績通知上の大きな受験番号を見たせいかもしれない。

日比谷駅に着いてA10出口へと向かう。日比谷公園の交番角の横に出る出口。前に歩いている若者が同志に見えてきた。抜かさないようにする。しかし、彼はA8に向かった。違うのか。そのままA10へと向かう。昨年の経験からお濠端と公園の間の道でも歓喜の雰囲気を感じてしまうので、キャナル式イヤフォンで防御。目線は左にそらす。思ったより早く現地に着きすぎ。公園で待機。掲示板前の人が少しでも掃けるように。公園でポツンと携帯をいじる人あり。おそらく不合格の人。胸がしめつけられる。これはエゴ的な同情か、そうでないかは分からない。10分ほどして意を決して横断歩道を渡ることとする。向かいから白人女性が来る。それを通り過ぎて昨年の悪夢の会場へと向かう。

パンフを渡す花道はもうない。よかった。でも人が多いな。でも昨年ほどではない。一番左を見ると合格者数が見えてしまうので、視力をぼやかす。東京の箇所に目を向けた。受験番号3桁台から4桁台にいくところで臆してもう一度左へと視線を戻す。フッと自分をリラックスさせて右へと視線を移動させた。

番号は飛び飛び。20番飛びがある。自分の番号へと近づくペースが速い。一つ前の番号を見つける。「ダメだ」そのまま自分の番号を飛び越えていくんだ・・・!!!連番!!!あった!!!もう一度カバンから択一成績通知を出して見比べる。ある! 一瞬しゃくり上げた。涙がツーッと出た。

掲示板の前から離れて後ろに行った。その時にどう行動していたのか正確には覚えていない。でも番号だけだと不安なのでもう一度前に行く。確認。写メを撮る。そして、なぜか分からないけど掲示板に向かって左の隅へと走りこんだ。しゃがんで彼女に電話。声を聞いた瞬間は普通。オレ「あった!」彼女「エッ」オレ「ヨッシャ!」これで彼女に伝わった。この時点でも涙が出た。受かったときに泣くのは彼女であってオレは案外淡々としているんじゃないかと思っていたけど、見事に裏切ってくれた自分。

彼女と会うべく歩く。バイト先の先生、そして友人一人に電話。良い結果を伝えられてホッとした。

彼女とは日比谷公園角の交番前で待ち合わせ。言葉にならない。公園横を歩きながら、彼女に番号だけだからもしかすると勘違いかもしれないというと、怖いことを言わないでといわれた。そこで、択一成績通知と写メとを照合した。ある、あるよね、うん大丈夫。

二人で掲示板に向かい、その目で確かめた。あった。実家に電話。オカンびっくり。オトン風呂に入ってるらしい。この辺り記憶があいまい。彼女に電話を替わる。彼女とオカンが泣き合ってる。

彼女の両親にも電話。お父さんが出る。完全に度を失っているのか、名前を名乗らず「合格しました」を連呼。やっと落ち着いて名前を名乗り合格を伝える。電話の雰囲気で後ろの家族も察知したのか拍手。お母さんに替わる。お母さんは結構落ち着いてる。

掲示板前で友人たちに電話。色々電話をかけている内に7時30分がきた。掲示終了。


報告をして思ったのは、自分はいろんな人に支えられてたんだなということ。友達が少ないと思ってたけど、結構多いのね。うん、充分。心から報告したいと思える人がこれだけいて幸せだと思う。

おじいちゃん、葬式に行けなくて、いや行かなくてゴメン。仏前に合格証書を置いて見せるよ。合格者は多くなったけど、司法試験に合格した。すごいでしょ。


これからが大変。これから、これから。課題も見つかった。自分の精神的な弱さ。
歩みを止めてはいけない。いよいよ、時は来た。


時は来たっ
「出る前に負けること考えるバカいるかよ」蓋し名言





9月13日追記: 同じく三振り目の友達は3時55分頃から気合十分に並んでたそう。列が進むに従って、掲示板の右側が見えてきたんだと。そうすると、2043名、とか書いてあって、あれ?3043名の見間違いかな、と思ったらやっぱり2043名と書いてあって確実に落ちたと確信したみたい。しかし、彼も合格した!択一低得点からの逆転!素晴らしい! ちなみに彼は番号を確認してしゃくり上げまくってオイオイ泣いていたそうだけど、そこをバイト仲間に見られたとか。あとで、「あれは泣き過ぎ。引くわ。」と言われたんだって(笑)見てみたかった。後々までネタに出来るもんな。

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受かりました!

2009-09-10 23:36:55 | 日記
おかげさまで自分の番号を見つけることが出来ました。
詳細は後に書きます。

追記:修習準備や引越しやらでバタバタします。更新が遅れますがお許しを、ってそんなに読者いないくせに(笑)。
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