電車内で少女に痴漢をしたうえ公衆トイレに連れ込んで性的暴行をしたとして警視庁捜査1課は30日、東京都町田市中町2、コンピューター関連会社社員、別府信哉(しんや)容疑者(49)を強姦(ごうかん)容疑で逮捕した。捜査1課によると、容疑を認め「欲望が抑えられなかった」と供述しているという。
逮捕容疑は、2日午前8時半ごろ、新宿区西新宿のJR新宿駅西口近くの地下駐車場の男子トイレ内で、都内の高校1年の女子生徒(15)に性的暴行をしたとしている。
捜査1課によると、別府容疑者は通勤途中に電車内で生徒の下半身を触った。新宿駅で生徒が降りると、ホーム上で生徒の腹部を手で1回殴って「ちょっと来い」と脅し、腕をつかんで改札を出て約200メートル離れた公衆トイレに連れ込んだという。
新宿駅は当時、ラッシュで多くの乗降客がいたが、捜査1課は、生徒がおびえて助けを求めることができなかったとみている。【古関俊樹】
毎日新聞 2009年10月30日 20時20分
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