今回は、長野県の茅野市蓼科にあるオーベルジュ「エスポワール」のオーナーシェフ、藤木徳彦さんを紹介。藤木さんは、農水省から「地産地消の仕事人」にも選定されるなど、地元食材にこだわる料理人。藤木さんが店をオープンした当初、フランスなどから仕入れた食材を多く使っていたところ、「こんな料理は東京でも食べられる」と客から言われ、長野県でフレンチを出すことの意味を見直すように…。以降、地元の野菜を求めて、毎日のように農家へ足を運び、畑仕事を手伝い、野菜をわけてもらえる信頼関係を築く。そんな彼が目指すのは「生産者を元気にする料理人」。一生懸命、丁寧に食材を作り出す生産者の心意気を料理で伝えたい。生産者と一緒に信州の新しい味を作り出したい…。食べる人だけでなく、生産者も笑顔にする、彼の料理の魅力に迫ります。今回のアライフをお楽しみに! |