桜さんのクリスマス用のお菓子
先日、桜さんからメールが来て、「またお菓子を送った」とのこと。
え~、今年というか、この1か月で、早3回目、尋常なことではないように感じた。
いくら何でも、送り過ぎ、結果、もらい過ぎなのだ~と感じた。
でも、もう、到着してしまう。
困った、困ったと、桜さんに返信する。

が、届いて、開けてみたら、余りの可愛さに、「これだったら、贈りたい!という気持ちが良くわかるし、もらって嬉しい~!」と思ってしまった。(私だって、このくらいのものができるのなら、色々配ってしまうだろう)
ちょうどその時、甥2が学校から帰って来たので、雪だるまのクッキーを持って、「ほら、こんな可愛い物をあなたたちにって、送ってくださったのよ!」と言うと、甥2は、ニコッと笑って「わ~、美味しそう!」と言ったのだ。
え?
この雪だるまのクッキーを見たら、普通、「可愛い~!」って反応しない?
それなのに、この子は、そこを飛び越して「美味しそう!」というのは、やはり、男の子で食いしんぼだからかと一度は思ったが、もしかして、私の見せたクッキーを飛ばして、その先の宅急便の箱にぎっしり詰まったお菓子に目が行って、そう言ったのかも知れない。

でも、可愛いよね、このギフトセット、開けた途端、本当に可愛いし、素敵だと思った。
桜さんのセンス、作りながら楽しんでいる心が詰まっている作品たち。
左は、木の実のリースを模したクッキー。真ん中がチョコレート生地の雪だるま、これは銀色のアラザンの使い方が上手で、雪だるまさんが何だかキリスト教の聖人に見える(笑)、右が抹茶の味のモミの木。
どれもセンスが良くて可愛くてびっくり。

これらは、ボランティアで通っている養護施設のクリスマス会で子供たちに渡すために焼いたものだそうで、子どもたちがとても喜んでくれるとのことだが、本当、これをもらった子どもたちは、どんなに幸せな気持ちになれるだろう。

一日がかりの仕事と言うけれど、これだけのものを大量に作るのは、本当に大変だろうと想像できるけれど、作品からは、楽しさしか伝わってこないところが立派。

そのお福分けとのことで、甥たちと私に送ってくださったのだ。

次は、前々回送ってくださったマフィンに、クリスマスらしいデコレーションをしたもの。
チョコレートや星型のクッキー、アイシングを上手に使って、オシャレ。
ビーズ細工や髪飾りの売り場を見ているみたいで楽しい。
(右二つなんて、真珠のビーズのネックレスのように見える。)
マフィンの中身は、左から、りんご、マロン、チェリー。
左はアールグレー、真ん中のは、星雲に見えてとてもきれい、これだけ何のマフィンかわからず、ごめんなさい、右は、チョコレート。
そして、左が、何ていう名前だろう、子どもたちのクッキー、食べるのが可哀そうなくらい可愛い。クッキー類は、前回、シュトレンを入れて送ってくださった緑色の空き箱に入れて、甥たちに持って行ってあげた。(その後、会っていないので、感想はまだ聞いていない。しかし、「こんな可愛くて素敵なクッキーをもらえる男の子は世の中にごく少数なのだよ、喜びなさい」と私は言いたい。<ま、当然喜んでいると思うが>)
右は、前々回、桜さんが同封してくださったミシン刺繍をしてくださったタオル。
本当、桜さんは、お料理だけではなく、生活全般丁寧で素敵なのだとしみじみとわかる。

最後にいただいたマフィンの数と写真の数が合わないとチェックしていたら、メープルのマフィンの画像が抜けていました。
これも、可愛い。
チョコレートの星、抹茶の植物、アラザン、アイシングを上手に使って、本当に可愛いお菓子たちであった。
勿論、味も最高。(食べている最中も美味しいけれど、後味も良し)

この場をお借りしてなのですが、シュトレンも、既にいただきました、パンのような、パイのような食感で美味しかったです。フェーブは甥母のところに当たりました。

桜さん、何と、この1か月で三回も本当に有難うございました。
お福分けとのことで今回いただきましたが、私も来年は、お福分けができる人間になりたいと思っております。
by mw17mw | 2008-12-21 23:14 | 日常生活 | Trackback | Comments(5)
トラックバックURL : http://mw17.exblog.jp/tb/9093244
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by もず at 2008-12-22 14:16 x
なんて幸せな養護施設の子供たちなんでしょうか?と思ってしまいました。本当に愛があふれたお菓子って気がします。

辰巳さんの新刊?というか浜子さんの復刊に寄せた辰巳さんの前書きが印象的でした。ひらめきは積み重ねの先の上澄みで貴重なものだけど、思いつきは水たまりと同じであると跳ねができたりして迷惑なだけとありました。桜さんのお料理やお菓子は貴重な上澄みだと思いながら立ち読みしていました。本屋さんで店員さんと話をしていて辰巳さんのひらめきと思いつきの話をすると「それって麻生さんのこと?」とナイスな突込みが来ました。生活全般を丁寧にして、きれいな上澄みを自分で作れる生活を来年こそは心がけたいです。
Commented by mw17mw at 2008-12-22 22:59
>もずさん
素敵な言葉を沢山有難う。
そう、桜さんのお菓子は、「愛があふれたお菓子」ですよね。
それに、桜さんのお料理やお菓子は、丁寧な暮らしの貴重な上澄みとの表現、素敵です。(麻生さんの思いつきもナ~イス!)

歯を磨く話に繋がりますが、歯を一日30分磨いて、お風呂に30分入って、そして、お顔の手入れとかメイクアップに一時間をかける生活、それから、家の中もきれいに掃除して、洗濯したら、それで殆ど一日終わりそう、トホホと思ってしまいました。
でも、今までより、お料理ばかりに専念しないで、「お手入れ」にも力を入れようと思っています。
Commented by bunny at 2008-12-23 05:29 x
桜さんスゴイ!このお菓子ホントにホントに可愛くて心がキャーと叫んでいます。私は甘いものが無性に食べたくなる時期の波が不規則にやって来るのですが、今まさに津波が押し寄せている時期なので、この写真を眺めてると気絶しそうです。
あ、スーパーでベルギーワッフルかいました。こっちはスーパーで気軽に売ってるんですよ!でも私が買ったのはなんだかすっかすかだった。。

ちなみにひとつ前のブログのイチゴのロールケーキも気絶寸前でした。
Commented by タバサ at 2008-12-23 09:49 x
モニターの前で歓声をあげそうになっちゃいました。
桜さんの愛情と手間の結晶ですね。
見ているだけで私まで幸せのおすそ分けをいただいちゃいました。
ありがとうございます。
Commented by mw17mw at 2008-12-23 23:01
>bunnyさん
本当に可愛いですよ、しかも、とても美味しい、上質な味。
これだけのもの、市販品ではないですよね。
苺のロールケーキは、是非、日本に来た時にお試しくださいね。

>タバサさん
「愛情と手間の結晶」の言葉どおりの出来ですよね。
こんなに人の喜ばれるものを作れるって、すごいですよね。
オリジナリティもあるし、見習わねば。
名前 :
URL :
非公開コメント
削除用パスワード設定 :
< 前のページ 次のページ >



天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京台東区南部に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の日記です。ご自分のブログ宣伝のためのコメントは削除させていただきます。

by mw17mw
カテゴリ
以前の記事

エキサイトブログ
最新のコメント
最新のトラックバック
入谷の竹三肉店と 手作り..
from ダ・ヴィンチのノート
藝大美術館陳列館と 合羽..
from ダ・ヴィンチのノート
企業のデザイン展
from 八丁堀女将日記
布文字看板 縮緬古布で ..
from ダ・ヴィンチのノート
チンできるわっぱのお弁当..
from ダ・ヴィンチのノート
【グルメ】太田ハム
from 子供と一緒にお仕事の日々
くちこみブログ集(ライフ..
from くちこみブログ集(ライフ)(..
焦がし葱ソース。
from 魚丸記
井上真央
from れいなの独り言
少しだけ
from 過ぎ行く日々の記録
ライフログ
うわさのキーワード
XML | ATOM

skin by excite