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2009年10月29日(木) 19:15 |
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ミャンマー男児の手術無事終了
生まれつき頭蓋骨に穴が開き、脳組織の一部が飛び出す「脳瘤」に苦しむミャンマー人の男の子の手術が、国立病院機構岡山医療センターで行なわれました。 14時間に渡って行われた手術は無事終了したということです。
手術を受けたのはミャンマー人の1歳の男の子、トゥー・チャー・アウンちゃんです。 手術は脳神経外科や形成外科などの医師10名で、28日の午前10時から深夜0時ごろまでおよそ14時間に渡って行われました。 アウンちゃんは生まれつき頭蓋骨に穴が開き脳組織の一部が飛び出しています。 手術では、飛び出している脳組織の一部が切り取られ、頭蓋骨の穴が開いている部分がふさがれました。 手術終了後の会見で医師らは、アウンちゃんの手術が無事終了したことを明らかにし、脳組織の一部は切り取っても問題ない部分だったと説明しました。 アウンちゃんは、現在、集中治療室での治療が続いており、岡山医療センターでは今後の経過や様子を見て退院の時期などを決めていく方針だということです。
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