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2009年10月29日(木) 19:15 |
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旅館の経営者らを詐欺の疑いで逮捕
岡山県北の温泉旅館をめぐって巨額の詐欺事件です。 美作市で今年1月に倒産した旅館の元の経営者らが、返せるあてもないのに銀行からおよそ6億5000万円の融資を受け、これを騙し取ったとして詐欺の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、倒産した美作市の温泉旅館たつみ山荘の元経営者・神原哲哉容疑者(53歳)と元支配人・河野隆信容疑者(55歳)の2人です。 警察の発表によりますと、2人はおととし7月から去年11月にかけて累積赤字を抱え、返済できないにも関わらずこれを隠して2つの銀行から4回に渡って合わせて6億5000万円の不正に融資を受け騙し取ったというものです。 警察では、融資を受けた直後に倒産しているなど不審な点があることから調べ、容疑が明らかになったため逮捕したものです。 2人は財務が良好に装った決算書を出すなどして銀行側を騙していたと見られています。 調べに対し2人は詐欺の容疑をおおむね認めており、警察では金の流れを追及する方針です。
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