朝青龍“酔いどれ稽古”場を乱す…大相撲・秋巡業
わずか3分で稽古場から姿を消した朝青龍 |
◆ 高知・宿毛市 ◆
大相撲の秋巡業が29日、高知・宿毛市で行われ、横綱朝青龍(29)が“酔いどれ稽古”で稽古場の雰囲気を乱した。午前9時54分、いつもより早めに稽古場に登場したものの、あいさつに来た鶴竜のほおにキスしたかと思えば、カメラを向けた観客にはVサインと大はしゃぎ。しこすら踏まずに「オレ、じゃ帰るわ」と、滞在時間3分で支度部屋へ退散した。
稽古場で土俵にも上がらなかったのは今巡業で初。前夜は宿毛市内で派手に飲み明かした情報も入っており、見るからに“二日酔い”だった。巡業部は今巡業から番数を含め、力士が稽古場で何をしたかをチェックしているが、大島巡業部長(元大関旭国)は「いやいや。分からない」とまるで腫れ物に触るような態度。これでは稽古場の風紀が浄化されることはないだろう。
[ 2009年10月30日付 ]
PR