亀田兄弟が１億円申告漏れ 国税局、領収書の不備指摘
亀田興毅選手、亀田大毅選手
プロボクシングの亀田興毅（22）、大毅（20）両選手が東京国税局の税務調査を受け、２００７年までの数年間で、個人所得計約１億円の申告漏れを指摘されたことが30日、分かった。過少申告加算税などを含め追徴税額（更正処分）は数千万円に上るとみられ、両選手はすでに申告を済ませたもようだ。
関係者によると、亀田兄弟はそれぞれ個人事業者として所得を税務申告していたが、計上した経費の中に、領収書がなく裏付けの取れないものが多くあり、これらの不備があった経費について、国税局は損金への算入を認めなかったという。
また兄弟の父亀田史郎氏（44）が代表を務めるマネジメント会社「亀田プロモーション」（東京都葛飾区）に対する税務調査でも、約１千万円の申告漏れを指摘したとされる。
(２００９年１０月３０日)