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【格闘技】ドラ始球式熱望 光岡ケンカ上等!2009年10月30日 紙面から ◇11・7「戦極11」ナゴヤドームでの始球式を熱望しているドラ党の光岡映二(33)が29日、「戦極11」(11月7日、両国国技館)に向けて都内のジムで練習を公開した。ライト級王座の挑戦権をかけて横田一則(31)と対戦する光岡は「殴り合い上等」を宣言。必勝を誓った。 ライト級のタイトル戦線を担う大一番まであと10日。親友の宇野薫と1回のスパーリングで汗を流した光岡は「追い込みは終わっている」と余裕の表情。打撃戦でのKO勝利を描いている横田に対して「打ち返すイメージの練習をしてきた。今回はグラウンドとか意識していない。快く(打撃戦に)付き合う」と、得意の組み技にこだわらず、打撃戦も辞さない構えを見せた。 夢の始球式実現へ、横田戦でつまずくわけにはいかない。昨年から本紙を通じて始球式をアピールした。名古屋市のケーブルTVで生放送されているドラの応援番組「燃えドラスタジアム」にも出演し、球団側に猛アタックを仕掛けた。だが、今年も球団から“始球式オファー”はなかった。 それだけに、横田に勝って大みそかに予定されているタイトル戦でベルトを奪えば「来年こそは」という強い思いがある。光岡は「王者になりたいし、始球式もしたい。チャンスをつかまないといけない」と力を込めた。 (石川晴信)
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