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女結婚サギ師…実は地味、小太り、ミエっ張り

女結婚サギ師の関係図
女結婚サギ師の関係図
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 結婚詐欺をしたとして逮捕、起訴された無職の女(34)=東京都豊島区西池袋=の知人男性が相次いで死亡していた事件で28日、交際相手だった会社員大出嘉之さん=当時(41)=が8月6日に遺体で見つかった後にも、女は複数男性と交際していたことが分かった。さらに結婚詐欺を企てていたとみられる。次々と男性を手玉にとったこの女は、小学生時代から大学生と交際していたとの情報もある。

 女は北海道東部の別海町出身。妹2人、弟1人の4人きょうだい。祖父は町議会議長を務めた経験もあり、地元では有名な一家。幼少時はしっかり者で、マジメな性格だったという。当時からケーキなどの菓子作りが得意で、犯行当時も仏料理の専門学校に通っていた女の趣味につながる。

 中学時代の卒業文集には抽象的で観念的な表現が並び、学校行事や友人との具体的なエピソードはない。15歳とは思えない大人びた文章で、自身について「生意気で、ワンマンなかわいげのない子供に映ったんじゃないかな」と振り返っている。

 当時の同級生らによると、小学生のころから大学生のボーイフレンドがいたと話していたようで、高校時代には40代の男性と交際。高校の卒業文集には一転し、「温かい家庭を築くのが夢」「専業主婦になって素敵な旦那(だんな)さまに尽くすんだもん」などと、10代らしい将来像を記している。一方で嫌いなタイプは「不潔、貧乏、バカ」と記述し、プライドの高さも感じさせる。高卒後に上京し、都内の大学へ進学。学費未納で約1年で除籍された。

 06年10月から東京都板橋区のマンションに居住。2LDKで家賃は13万〜14万円。今年8月に池袋駅前の14階建てマンションの最上階に引っ越し、家賃は約8万〜9万円も高い21万9000円。引っ越したのは大出さんが死亡した直後だった。

 捜査関係者によると、交際相手が亡くなっても、9月25日に逮捕される直前まで複数の男性と交際していた。

 逮捕直前まで書いていた料理ブログでは、有名レストランなどでの食事風景など、セレブ同然の暮らしを紹介。「やっぱりエシレバターは美味(おい)しいわね♪」と8月30日に紹介した高級バターは、250グラムの市場価格が2500円前後。今年に入り運転免許を取得し、購入した車はベンツ。その後、さらに高級な別のベンツに乗り換えたことも書いている。

 ただ、ミエっ張りな性格も随所に表れている。自身がネットオークションで購入したイタリア製高級ブランドの小物を、「男性からもらった」として掲載。オークションでは、高級ブランドのショップ袋や外資系高級ホテルのアメニティーグッズも落札している。

 ブログには、端麗な容姿を想像させる口から下の画像も掲載。ただ、マンション住民の証言を総合すると、女は身長1メートル60、体重60キロくらいで「地味」「小太り体形」の印象だといい、「別人の写真では」との声も。恋愛については「決してモテないワケじゃないんですよ」と前置きした上で、「きっと素敵な王子様が現れる…はず」。「身近な人を幸せにすることで、自分も幸せを感じるタイプ」と分析していた。

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