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長妻厚労相、中医協内定人事を発表
長妻厚労相は26日、今月1日で任期が切れた中央社会保険医療協議会(中医協)の委員の後任について、内定人事を発表した。
内定人事によると、自民党の支持団体である日本医師会を代表する委員の枠を実質廃止し、新しい委員として、先の総選挙で医師会の方針に反して民主党支持を表明した茨城県医師会・鈴木邦彦医師、医師会の診療報酬検討委員会委員長で京都府医師会・安達秀樹医師、大学病院の代表として山形大医学部長・嘉山孝正医師が選ばれた。中医協は、病院での医療行為などに対する診療報酬を2年おきに決める組織で、診療報酬は来年4月に改定される予定。
日本医師会は、会員の多くを占める開業医に有利な診療報酬を維持してきたという批判もあり、民主党は医師不足の解消や地域医療の充実のためには中医協の改革が必要だと公約に掲げていた。
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