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俳優李炳憲(イ・ビョンホン、36)が行ったというタクシー運転に対し12日「2日間ハンドルを握ったが違法であるとは思わなかった」と弁明した。
イ・ビョンホンは日本の月刊誌クレア12月号のインタビューで「昨年、映画『甘い人生』の撮影を終えた後、友達が運営するタクシー会社から営業用タクシーを借りて運転をした」と明らかにした。
演技のために良い経験になると思ったという判断によるものだった。イ・ビョンホンはインタビューで「俳優ではない普通の人として多くの人たちと話を交わしたかった」と話したが、このような行動が現行法上、違法という事実を見逃していた。
タクシー運転のためには全国タクシー運送事業組合連合会が実施する資格試験に合格し、会社の教育課程を履修しなければならない。
イ・ビョンホンは「タクシーの資格がないので客からはタクシー料金をもらわなかった」と話したが、乗客を乗せたことだけでも違法であり、会社と運転者は罰金などの処分を受けることがある。タクシー運送事業組合関係者は「運転免許証があれば単純な位置移動などのためにタクシーを走らせることはできるが、その場合は空車と表示をし、乗客を乗せてはいけない」と説明した。これに対してイ・ビョンホンのマネージャーソン・ソクウ氏は「違法だと分かっていたらインタビューで言わなかったはずだ。ビョンホン氏も誤りを認めている」と話している。