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戸塚ヨットスクールで飛び降り自殺か、入校中の18歳

2009年10月19日15時57分

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写真:入校中の女性が飛び降りた戸塚ヨットスクールの建物=19日午後1時10分、愛知県美浜町北方、竹谷俊之撮影入校中の女性が飛び降りた戸塚ヨットスクールの建物=19日午後1時10分、愛知県美浜町北方、竹谷俊之撮影

写真:記者の質問に答える戸塚ヨットスクールの戸塚宏校長=19日午後1時14分、愛知県美浜町北方、竹谷俊之撮影記者の質問に答える戸塚ヨットスクールの戸塚宏校長=19日午後1時14分、愛知県美浜町北方、竹谷俊之撮影

 19日午前9時40分前、愛知県美浜町北方の「戸塚ヨットスクール」(戸塚宏校長)で、入校中の横浜市磯子区の女性(18)が3階建ての寮の屋上から転落したと110番通報があった。女性は約1時間後に死亡が確認された。半田署は自殺とみている。

 同署によると、女性は男性コーチ1人と別の寮生1人の計3人で布団を干していたが、高さ1.5メートルのフェンスを突然乗り越え、寮西側の路上に飛び降りたという。

 女性は16日にスクールに入校した。学校が同署にした説明によると、入校当初から「死にたい」と周囲に話していたという。

 戸塚校長は19日午後1時ごろ報道陣の取材に応じ、「親から自殺未遂をしたことがあると聞いていたので屋上にコーチをつけた。コーチが後ろを向いた時に女性が飛び降りたとみられる」と話した。

 戸塚ヨットスクールは76年に開校。80年代初め、訓練生が死亡・行方不明になる事件が相次いだ。

 同校のホームページでは、「(ヨットやウインドサーフィンの訓練によって)人が本来持つ『生きる力』を開花させることに全力を注ぎ、非行や不登校児などに成果を上げている」としている。

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