いんちょうのこと。
テーマ:お仕事今日は、朝から院長の周辺からいやな気配を感じていました。
「あ、今日きっとくるな・・・・」と思わせるもやもやピリピリ感。
朝からドーンと嫌味が降ってきて、
それはもう、とどまる事を知らず、ずいぶんと今日1日で傷ついた気がします。
こういう日は、どれだけ患者さんから力をもらっても、やっぱりすごく消耗します。
八つ当たりと呼べる範囲を越えた罵倒は
私の、仕事へのプライドとか頑張りを、一瞬にして失わせ、
すべてを無気力と怒りへと変えさせる、醜悪な力を持っています。
指先が震えるほどの怒りを、
この職場に来て何度か体験しました。
どれだけの患者さんがチェアの上で、
そういう気持ちを抱えて、怒り、去っていったのか。
あの人は何年もそこにいるのに、何年経っても知ることができません。
今の仕事は、大阪での生活に疲れ果てた私がようやく立ち直りかけた頃、
1年の臨時として、社会人に戻る準備期間として選んだ仕事でした。
「受付を2人体制にして、ずっといてほしい」
その言葉を聞いたのは、先月でした。
今の仕事は楽しくて、
院内をきれいにすることも、患者さんと接することもとてもとても好きで、
でも、だからこそ、
自分のためだけにしか仕事ができないこの人の傍で、
この先何年も働いていくことは私にはきっとできないなと思いました。
自分以外の誰かのために仕事ができるということは、とても素敵なことだと思います。
仲間のためでも、家族のためでも、大切な人のためでも。
自分以外の誰かのために、力を出せる人は、
とても強くて輝いているように思えます。
来月になったら伝えることを伝えて、また、ゆっくり歩いていこうと思います。
どんな仕事にもやりがいを見つけ出すことはできるし、
すべてが自然の流れだとしたら、
次もまた、自分に必要な経験を積める場所にめぐりあえるだろうと思います。
そんなふうに、今日の日記はおしまいです。
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