朝青龍の母校・明徳義塾に“記念館”できる！？

ご機嫌な様子で母校の相撲道場で写真撮影に応じる朝青龍

　大相撲の横綱・朝青龍（２９）＝高砂＝が２８日、秋巡業の休養日を利用して母校の高知・明徳義塾高校を訪問し、体育館に寄贈した初優勝時（０２年九州場所）の優勝額の除幕式を行った。今後は化粧まわしなども寄贈予定で、同校内に“朝青龍記念館”構想が浮上した。

　０２年１０月以来、７年ぶりの母校。やはりＯＢである琴奨菊ら３関取を従えて登場した除幕式では「入学した１３年前を思い出します。ここでのスタートがあるから今がある。夢を持って頑張って」と約９００人の生徒にエールを送った。

　その後は思い出の相撲道場で８人の後輩と対面。「懐かしいね」を連発し「まず壊れている鉄砲柱を直してあげたい。そして綱や手形も贈りたいね」と明言した。これに対し、吉田圭一校長（６２）は「化粧まわしを贈ってくれることは決まっています。いろいろ飾りたい」と記念館のように展示する意向を示した。

　必死に汗を流した出発点で心機一転。「応援に応えられるよう頑張りたい」。九州場所（１１月１５日初日・福岡国際センター）での連覇を誓った。