---------------------------------------------------------みどころ
かつて"世界一安全な国"といわれた日本。しかし、今や無差別殺人が横行し、いまだ凶悪犯の検挙に至っていない重犯罪事件も少なくない。番組では、こう した未解決事件の数々を徹底取材!真犯人逮捕に結びつけるべく、テレビメディアの力を駆使して日本全国に事件解決を呼びかける。
(tbs ホームページより)
つまり、
- 日本はかつて世界一安全な国と言われたが今はとっても物騒になった。
- 昔は無差別殺人が横行していなかった。
- 昔は検挙されない凶悪犯はほとんどいなかった。
たしかにADレベルでは本気で信じてる人間もいるかもしれないが、上の人間が事実を知らないとは考えにくい。そこがたちが悪いのだ。
こんなことを続けていれば、今度こそ国家によるメディア規制世論が高まる。それで一番損をするのは、TV局ではなく、われわれ一般市民なのだ。ネットウヨにはそれがまったくわかっていない。ネットに流れる情報のほとんどは記者クラブによって1次情報を独占しているマスメディアからの2次情報、3次情報、4次情報なのだから、大元が規制の対象になれば、政府公報か、かなり確度の低い伝言ゲーム情報しか我々は得ることができなくなる。いっぽうテレビ局は情報の質がよかろうが悪かろうが、視聴率さえとれれば広告収入が入るのだから、質の良い番組をつくろうというインセンティブはまったくはたらかない。
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- ※Play List※(左右のツマミをクリックすると前後の動画に移動します)
- 01.秋葉原事件は典型的な〝通り魔事件〟〝無差別殺人〟ではない
- 02.どの時代にも躊躇なく人を殺せる人間は一定比率いる
- 03.日本の治安は良くなっているし、他国に比べて圧倒的に良い
- 04.子殺し、親族殺が減ったので殺人数全体が減った
- 05.犯罪は凶悪化していない バラバラ
- 06.「社会的境界」の消滅によって治安不安が増加する
- 07.一人暮らしが増えて今まで家族内に取り込まれていた犯罪が外部に向かった
- 08.見知らぬ人にいきなり殺される危険性極めて低い
- 09.ここまでのまとめ 1
- 10.治安不安もそれほど深刻ではない
- 11.犯罪は徐々に検挙が難しくなっている
- 12.ここまでのまとめ 2
- 13.安全すぎる故の過敏
- 14.繁華街やアキバには犯罪予防効果がある
- 15.社会的包摂性の弱体化によって抑止が効きにくくなっている
- 16.殺人はハードルが高いので模倣犯は起きにくい
- 17.派遣労働者の比率が高まれば犯罪率が高まる可能性はある
- 18.「安全神話崩壊のパラドックス」本案内
- 19.事実と正反対の体感治安の悪化
- 20. 鳩山法務大臣 凶悪犯罪が増えてい るから死刑が必要-20071024衆議院法務委員会
- ※河合幹雄(法社会学者)
父は日本におけるユング心理学の紹介者としても知られる河合隼雄(前・文化庁長官)。叔父は霊長類の研究で知られる河合雅雄。わたしはどちらの方の著作もファンで、何冊も読ませていただいた。しかし河合幹雄氏は父や叔父とは別の分野で、成果をあげておられる代表例。世襲議員や池田大作の息子、キャンノンの御手洗世襲会長、トヨタ自動車創業家の御曹司、みのもんたの息子たちに是非とも知ってもらいたい。
ニュースの深層 08/06/16(月)「アキバ無差別殺人 日本の安全を問う」
ゲスト:河合幹雄(桐蔭横浜大学法学部教授)
司会:金慶珠(東海大准教授)
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「もう逃げ切れないぞ」とタイトルにつけた以上、tbsはきっと犯人を見つけたのでしょう。そうでなきゃタイトルまで嘘になるし…。
こうした番組作りは以下の項目にすべて違反しないか?
- 報道は事実をまげないですること。(放送法第3条の2)
- 人心に動揺や不安を与えるおそれのある内容のものは慎重に取り扱う。(放送倫理/日本民間放送連盟 放送基準(46))
- 放 送は、いまや国民にとって最も身近なメディアであり、その社会的影響力はきわめて大きい。われわれは、このことを自覚し、放送が国民生活、とりわけ児童・ 青少年および家庭に与える影響を考慮して、新しい世代の育成に貢献するとともに、社会生活に役立つ情報と健全な娯楽を提供し、国民の生活を豊かにするよう につとめる。(民放連放送倫理基本綱領)
- ニュースは市民の知る権利へ奉仕するものであり、事実に基づいて報道し、公正でなければならない。(放送倫理/日本民間放送連盟 放送基準(32) )
- 私たちは、高い倫理観を持ち放送の社会的責任と公共的使命を念頭において、
この企業理念の達成に日々努力します。 (笑)TBSグループ行動憲章 - 私たちは、表現の自由を貫き、社会・文化に貢献する公平・公正・正確な情報の発信に努め、報道機関としての 使命を果たします。 (笑)TBSグループ行動憲章
- 私たちは、社会の要請・変化を的確に捉え、失敗から真摯に学び、常に自浄努力を怠らず、自律的に進化していきます。(泣)TBSグループ行動憲章
みのもんたがTBSで報道番組『夜ズバッ!』を始める!?(日刊サイゾー)(終末期)
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