海自護衛艦と衝突の船長「左側追い越しと管制指示」
黒い煙が立ち上る海上自衛隊護衛艦「くらま」=(AP=聯合ニュース) |
船長によると、当時カリナ・スターは現地港湾管制所から、右側ではなく左側から第三の船舶を追い越すよう指示を受けたという。アン課長は「船長との電話で、こちら側に過失はないと承知しているが、詳しいことは調査してからでなければ分からないため、現在としては、どちらの過失なのか把握は難しい」と話した。
日本の海上保安本部は、「くらま」と「カリナ・スター」双方に、業務上過失往来危険の疑いで令状を発布し、事故の経緯を調べている。
「カリナ・スター」の船主は南星海運で、東暎海運はこれをチャーターし輸出貨物などを運送している。