ラノベに限定しての話だけども、応募作品の質の劣化はいつ底を打つのだろう。
ネットで安易な賞賛を受け、根拠のない自信をつける人間がいる限り止まらないのだろうか。
応募作品の母数は増えても、その質は低下の一途。
多段階選考となっていることが多いが、ニ次以降が本格的な選考となるケースが多い。
人が一生懸命描いたものにこういった言い方をするのはなんだが、選評を返す段階ですらない問題外の作品(と正直なところ呼びたくない)が多すぎる。
一次落選の大多数と二次落選の一部に共通するのが「お前絶対三人称で書いたことないだろう」と断言できるレベルのもの。
とにかく人称や視点のブレなど、基本ができていない。
一人称は描きやすいよ?
読者的にもとっつきやすいよ?
でもあんた、作者視点での描きやすさととっつきやすさで選んでるだろ。
それ以前に人称統一できてる?
「人称や視点を切り替えるという表現方法が~」なんて言うのがたまにいるけど、それは基礎が出来てる人間だからできること。
効果的に人称切り替えができてる自信があるのかもしれないけど、アマチュアレベルで出来る人間なんて殆どいないから。
出来る奴はそんな手使わずに人称統一した作品応募してきて選考通過していく。
小中学生の黒歴史ノートみたいなレベルのものを送ってくるのが大学生とかそれ以上なんてのが珍しくない。
本屋に並ぶ他の作品に引けをとらない自信があるのか。
ネットに投下するのとはわけが違うのは分かっているのか。
また、応募予定者のBlogなどで時々目にする一文。
「今日は○枚(ページ、kbyte)書きました」
この時点で質がなんとなく予想出来てしまう。
確かに例外はある。
逆に言えば例外レベルでしか真っ当なものがない。
漫画が好きだから漫画家を目指そうと思い、実行に移す奴はそう多くない。
絵を描くという一朝一夕には身に付かない技能が必要である事にすぐ気付くから。
一方で、小説が好きだから小説家を目指そうと思う奴の多さたるや。
もう色んな人間が既に何度も言っていることではあるけども、何故気付かないのか。
俺も子供の頃
「ゲームが好きで好きで仕方がない。だから自分はゲーム会社に勤めてゲームを作るのが向いているはず」
と思っていた事があったが、あれと同じ。
"Hello World" を出力できるからってプログラミングできるわけじゃないんだよ。
アルゴリズムを知り、身につけ、組み立てて形にする知識と技能(才能と言ってもいい)がない奴には無理なんだよ。
作品を見てすぐに分かる。
冒頭十ページで分かる。
日本語を読み書きできて小説が好きだからって小説が書けるわけじゃない。
また、うまくなるためにどうすればいいかという質問を時折見かける。
「たくさん本を読んでください」
と答えている奴。
はい、アウトー。
日本語を読み書きできて小説が(ry と思っている人間はすぐにこう答える。
それは描けるようになった人の話。
うまくなりたいならたくさん書く。
色んな人に見てもらって叩かれる。
でも踏み外すと斜に構えて「応募すれば賞程度すぐとれる」という意識の勘違い君に成り果てるんだよねー。
インパクト狙いの一発ネタでの賞賛を受けるのに慣れて他が書けなくなるか、同類の間で馴れ合うだけに。
そうなったらなったで自分のプライド守るために応募してこなくなるから楽にはなるけど。
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同意する奴も反論する奴もいるだろうが、とりあえずブクマしてる中に明らかに場違いなのがいるのでひとつだけ。
id:konkon1986
書く・描くが指す対象とその文字を使う意味を理解できないのなら最低ラインにすら到達してないからこの手の話題にはお呼びでないよ。
ワナビ乙としか言いようのない文章よのう。 今、漫画業界で一定の人気を集めているジャンルに「漫画家漫画」ってのあるだろ。ああいうの読んでみ? 「お前の言っている事は、凡て5...
よかったね、最近その手の作品が増えてて。 自分の経験や考えを語ることなく反論した気分になれるんだから。
ここまで並べておいて『僕の小規模な生活』が入ってないとか。
とにかく書いて応募して来た人間にけちをつけ倒した文章の結びが 「うまくなるにはとにかくたくさん書く」って何じゃそらw 君の文章も大概だな。
http://anond.hatelabo.jp/20091027181046 ただ、流し読むんじゃなくて、分析しながらだ。 冒頭の描写はどのくらいある? 説明はどのあたりで突っ込む? どうギャグを入れたらウケる? シリア...
http://anond.hatelabo.jp/20091027181046 冷静な振りして発狂気味のトラバがもう3つもあるけど
物語を完成させるだけ、小説志望者はマトモじゃんか。 イラストレーター志願者なんて、作品完成させもせずに先生生活夢見てるビッグマウスだらけだぞ。 まぁ、アレだ、 成功する...
同感。 一次や二次を通過しただけで喜んでいる輩のなんと多いことか。 本当の戦いは、ラノベ作家になったあとでハードカバーを出せるかどうかにかかっているというのに、そこが分...
だいたい、小説自体が斜陽産業だというのに、質の低いラノベが増える一方なのは解せない。 プレイヤーのレベルが低下するのは、斜陽産業の特徴じゃね?
http://anond.hatelabo.jp/20091027181046 このあたりの概念の使い方の癖に心当たりがある。 アホかい 根拠のない自信 お金を出して買ってもらう自信 冒頭十ページで分かる はい、アウト...
よくある破壊的な話だけど、なんか見覚えがある。どこだったんだろう……。気持ちが悪い。 関係ないけど元増田が破壊的な内容だから増田でもちょっと書いてみた。 http://anond.hatelabo.jp...
よくあるといえばよくあるんだけど、 みおぼえがありすぎるんだよね。 かつてこういうことを言っていた人はたくさんいたんだけど、 くどい気がするんだよね、文体が。
元増田ならおかどちがい。 おれにたいしてならみもとばればれ。 だいじょうぶ、ちゃんと医者にいく
ゲームの話が出ていたんでちょっと。 ゲーム製作は、例え同じ人が全部やるハメになるとしても、デザインと実装では全く違う仕事。 それぞれで必要になるであろう、才能も知識も別の...
多分ポイントが違うんでないかな。 されてるのは子供の頃の話で、少なくとも俺の子供の頃もゲームを作る人=プログラマーだったし、 デザイナーだのプランナーだのコンポーザーだの...
どちらかと言えば、小説にだって評価ポイントは沢山あるよねって話なんだが。 「恋空」とかがわかり易い。 そもそも論外の文章であれば、それこそ「本を読め」ではなかろか。 種は...
表現の稚拙と、思考や行動の稚拙は別物っしょ。 本読んだところでどうにかなるようなら、最初から自分の今の力を大雑把に見極めて、表現力磨いた上で応募するんでない? それをでき...
「本を読む」についての考えが、私とは違うのだろうなと思う。 ジャンルに拘らず、好き嫌いせずに、それこそ貪るように「本を読む」からこそ、自分の立ち位置が見えるのだと思うけ...