2009年 10月 25日
瀬戸内国際芸術祭 キックオフイベント
来年7月から瀬戸内海の島々を舞台に開催される瀬戸内国際芸術祭の気運を高めようと、県民にPRするイベントが25日、高松市で行われました。PRイベントには約750人が集まり、芸術祭の実行委員長を務める香川県の真鍋知事が、「芸術祭成功のために協力してほしい」と挨拶しました。開幕まで約9カ月となりましたが会場では芸術祭をPRするポスターのデザインが発表されたほか、島の自然を生かしながらオブジェなどを制作する作家達の展示内容が紹介されました。瀬戸内国際芸術祭は、香川の直島や岡山市の犬島など瀬戸内海に浮かぶ7つの島に芸術作品を展示するもので、来年7月19日から約3カ月間開催されます。

岡山市中央卸売市場で感謝デー
普段立ち入ることができない市場の様子を知ってもらおうと、岡山市中央卸売市場が25日、一般に開放され大勢の人でにぎわいました。これは岡山市の政令指定都市移行を記念して行われたものです。市場では野菜や水産物などが市価の半値近くで販売され、大勢の人が買い求めていました。このうち新鮮な魚を使った海鮮丼の販売コーナーは、常に30人近い行列ができる盛況ぶりでした。このほか千葉県で獲れた本マグロの解体ショーも行われ、訪れた人たちは約80キロのマグロが包丁1本で見事に切り分けられていく様子に見入っていました。中央卸売市場によります4万5000人が市場を訪れたということです。

実業団女子駅伝西日本大会 天満屋2位
実業団女子駅伝西日本大会が25日、福岡県で開催され岡山の天満屋は2位となりました。この大会は淡路島女子駅伝が昨年で終了したのに伴い、12月の全日本実業団対抗女子駅伝の九州・関西・中国の予選会として開催されたもので、あわせて14チームが参加しました。天満屋は5区の中村友梨香が区間賞の快走を見せます。トップのダイハツとの差を縮める一方、3位のワコール福士加代子を寄せ付けず2位を守ります。最終6区でアンカー浦田佳小里が力走を見せますが結局逆転はならず、天満屋は2時間17分15秒で2位となりました。西日本ナンバーワンを逃した天満屋ですが、全日本実業団対抗女子駅伝への18年連続出場を決めました。

ファジアーノ岡山7連敗 ザスパ草津と対戦
サッカーのJ2第47節、ファジアーノ岡山が25日、アウェイでザスパ草津と対戦しました。6連敗で最下位に転落したファジアーノ岡山、この試合は前半から組織的なディフェンスで得点を与えません。しかし両チームとも得点がないまま迎えた後半12分、一瞬のミスが試合の流れを変えてしまいます。最終ラインでこれまでピンチを耐えてきたディフェンダーの植田選手がゴールエリア内で痛恨のファール、PKを決められこの試合も先制点を奪われます。更に追加点を許し0対2となったファジアーノは1点を返しますが反撃も及ばず7連敗、残り4試合で最下位脱出を図ります。

モータースポーツフェスティバル
フォーミュラカーなどモータースポーツの迫力を楽しんでもらおうというイベントが25日、丸亀市で開かれました。会場のニューレオマワールドには特設サーキットが設けられ、大勢のモータースポーツファンが集まりました。イベントには国内最高峰の4輪レースフォーミュラ・ニッポンのドライバー立川祐路選手や、今年の2輪の鈴鹿8時間耐久レースで準優勝した井筒仁康選手などが参加し、プロのテクニックを披露しました。選手達はスピード感あふれるプロの走りを見せたほか、ピットインした時のタイヤ交換などデモンストレーションを行いました。オイルの匂いが漂う特設サーキットには大きなエンジン音が響き、レースさながらの迫力で観客を魅了していました。

津山の徳守神社で秋祭り
勇壮なみこしが津山の街を練り歩く徳守神社の秋祭りが25日、華やかに繰り広げられました。津山市中心部にある徳守神社は市内で氏子の数が最も多い神社です。境内で御神体がみこしに移されたあと総勢170人の男たちが重さ1トンのみこしを担いで神社を出発、「ワッショイ」の掛け声とともに古い街並みが残る旧出雲街道などを勇壮に練り歩きました。祭りにはだんじり17台も出て、子供たちの威勢の良い掛け声や鐘の音が沿道に響き渡りました。このほか大名行列の先導役を再現した伝統の田町奴の行列もあり、小学生らが見事な毛やりさばきを披露するなど、津山の街は祭りムード一色に包まれました。