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ワクチン接種11月2日開始

2009年10月29日

 県は28日、新型インフルエンザワクチンを県民に接種する日程を発表した。人工透析患者や妊婦には11月2日から接種を開始。来年1月にかけて、子どもや高齢者らに段階的に接種していく。

 県によると、持病や年齢ごとに開始時期を区分し=表=、希望者に2回に分けて接種する。該当する区分の時期より前には接種は受けられない。基礎疾患がなく妊娠もしていない19歳〜64歳の人は、3月以降になる見込み。

 県のホームページ(http://web.pref.hyogo.jp/ac02/influenza.html)で公開している約2千の医療機関のほか、未掲載でもかかりつけの患者に限って接種する医療機関もある。いずれも予約が要る。費用は自己負担で、1回目が3600円、2回目は2550円(1回目と異なる医療機関の場合は3600円)。低所得世帯向けの助成制度もある。

 11月2〜15日は防腐剤が含まれているワクチンしか準備できない。厚生労働省によると、過去に海外で発達障害との関連性が指摘されたが、最近の研究ではその関連はないとされ「一般的には接種の利益が危険性を上回ると考えられる」としている。防腐剤を含まないワクチンの接種は16日以降に始まる。

 基礎疾患がある人は病気に応じて接種時期が分かれているが、県は「区分はわかりにくいため、自分がいつ接種を受けられるかは医師に確認してほしい」としている。
 接種に関する相談窓口、助成制度などについては、医療機関とともに県のホームページに掲載されている。

 ■新型インフルエンザワクチン接種の日程

11月2日〜 透析患者、防腐剤を含むワクチンを希望する妊婦(約1万人)
11月16日〜 優先的基礎疾患のある人、防腐剤を含まないワクチンを希望する妊婦(約27万人)
12月上旬〜 その他の基礎疾患のある人(約12万人)
12月中旬〜 1歳〜小学3年生(約38万人)
1月上旬〜 1歳未満の子どもの保護者(約8万人)
1月以降〜 小学4年〜18歳以下(約42万人)と65歳以上(約84万人)

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