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のりピー年内にも学生「介護の勉強」

 今後の具体的なプランが明らかになった酒井法子被告
 今後の具体的なプランが明らかになった酒井法子被告

 覚せい剤取締法違反の罪で起訴され、26日の初公判で、介護の仕事に就きたいと明かした元女優・酒井法子被告(38)が、国家資格を目指し、専門学校に入学する意向であることが27日、分かった。26日の初公判に情状証人として出廷し、社会復帰へのバックアップを約束した酒井被告の元所属事務所・サンミュージックの相澤正久副社長(60)らが、今後の進路について詳細を明かした。

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 初公判で「福祉、看護、介護の勉強をしたい」と“第2の人生”について語った酒井被告の再生プランが明かされた。

 サンミュージックの相澤正久副社長が都内の事務所前で取材に応じ「学校の候補がいくつかあります。彼女が興味を持ったのは介護福祉。社会福祉、環境福祉の勉強もしたいと言っていた。なるべく早いうちに願書を出したい」と年内にも介護関係の学校に入学する方針を示した。

 酒井被告の初公判でも、学校資料を渡したことを明かしている同副社長は「少しでも道が開けるようにアドバイスしたい」と全面支援を約束。同社の相澤秀禎相談役(79)も事務所前でバックアップを宣言しており、酒井被告の元所属事務所のトップ2が解雇後も個人的な支援を続けていく。

 介護福祉士や社会福祉士の国家資格取得の方法については「在宅で勉強して、スクーリング(学校での授業)で補っていく。通信教育に近い形でやれればいいんじゃないか」と同副社長。同相談役は2〜3年の勉強期間を示唆した。

 2年制(および3年制)の学校卒業後も社会福祉士の資格取得のためには国家試験を受ける必要があり、合格率は3割弱。加えて、介護&社会福祉士は法律で「禁固刑以上の刑に処され、執行を受けることがなくなった日から2年を経過しない者」は資格を得ることができないように規定されている。もし実刑判決になればその時点で受験資格を失い、執行猶予が付いても満了してからさらに2年間は受験資格をもたないことになる。

 酒井被告は現在、南青山の自宅マンションに在宅中。マンション関係者は「9日(判決の日)まで出ないんじゃないかな。最低限の家財道具で暮らしている」と明かした。

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