岡山放送局

2009年10月28日 18時22分更新

双子虐待で追送検


生後1か月の長男の頭を殴って死亡させたとして起訴された岡山県津山市の29歳の母親が、双子の次男にも暴行を加え頭に大けがをさせていた疑いが強まり、警察は28日、母親を傷害の疑いで追送検しました。

追送検されたのは、津山市の無職、小林真実容疑者(29)です。

小林容疑者は、ことし8月、津山市の自宅で、生後37日の長男の建太ちゃんの頭を殴るなどして死亡させたとして傷害致死の罪で起訴されています。

警察のその後の調べで、小林容疑者は建太ちゃんに暴行を加えたのとほぼ同じ時期に、双子の次男も殴って頭の骨を折るなどの大けがをさせていた疑いが強まり、警察は28日、小林容疑者を傷害の疑いで岡山地方検察庁に追送検しました。
次男は現在も入院していますが命に別状はないということです。

警察によりますと、小林容疑者は事件当時、夫と、5歳と2歳の女の子、それに死亡した建太ちゃんと双子の次男の6人で暮らしていて、調べに対し「双子がぐずった時に泣きやませるため殴った」などと容疑を認めているということです。