2009年10月28日 18時22分更新
岡山県内で電気自動車の普及を進めようという協議会が開かれ、電気自動車の購入者に対して県や市町村が独自の補助制度を設けるよう要請していくことを決めました。
この協議会は、県内の行政や企業、それに大学などが連携して走行中に二酸化炭素をまったく出さない電気自動車の普及を進めようと開いているものです。
28日県庁で開かれた協議会には岡山県の石井知事や電気自動車を生産している三菱自動車工業水島製作所の所長などおよそ20人が出席しました。
28日の会合では、電気自動車はガソリン車などに比べて価格が高いことや、走行距離が短く外出先で充電できる施設がほとんどないことが普及に向けた課題であることなどが協議会に設置した委員会から報告されました。
その上で協議会では、電気自動車の購入者に対して県や市町村が独自の補助制度を設けてもらうことや、県や市町村の施設や大型のショッピングセンターなどに充電できる設備を整備していくよう関係機関に要請することを決めました。