民主党は28日、行政刷新会議の下で「事業仕分け」を行う国会議員メンバーについて、党主導で人選する方針を決めた。小沢一郎幹事長が同日、党幹部に対し、3期以上の中堅議員から選ぶよう指示。仕分け作業は政府主導による人選に党側が反発し、中断しているが、党側の人選により、近く正常化する見通しだ。
小沢氏は28日、国会内で党幹部と会い、仕分けチームの人選について「分厚い資料(予算書)を見ないといけない」と述べ、中堅議員の登用を念頭に人選に入るよう指示した。衆院からはいずれも当選3回の寺田学、菊田真紀子、津川祥吾、田嶋要の4議員を起用する方向で調整している。【近藤大介】
毎日新聞 2009年10月29日 2時30分(最終更新 10月29日 2時40分)