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民主新人議員が党幹部の「選挙優先」を批判
このニュースのトピックス:鳩山内閣
予算の無駄遣いを削減する政府の行政刷新会議の作業が民主党側の“横やり”で中止に追い込まれたことに対し、元愛知県犬山市長で刷新会議ワーキンググループメンバーの石田芳弘衆院議員(64)=愛知6区、当選1回=は27日、産経新聞のインタビューに応じ、小沢一郎幹事長ら党側が選挙対策ばかりを強調する姿勢を批判した。主な内容は以下の通り。
行政刷新会議は鳩山内閣のひとつの目玉だ。刷新会議のような仕事をやらないと、政治に対する信頼は戻らない。
当選1回生は、政治の世界の手練手管は素人かもしれないが、市民感覚をくみとる能力はより優れている。「永田町ズレ」していない1回生の新鮮な感覚を予算の見直しに生かすべきだ。
私は市長時代、何の代表でもない(中央省庁の)官僚からおびただしい命令を受けた。補助金行政は借金がたまるメカニズムだと思ってきた。非常に無駄だ。自分の経験をいかして無駄を省く作業をやらせてもらいたい。
官邸に呼ばれ鳩山由紀夫首相から「しっかりやってくれ」と言われたのに、この事態をどう戻していくのか。あまりこじれると難しい話になる。内部分裂せず、一致結束しないといけない。
次の選挙のことを言うのは「政治屋」、次の時代を語るのが「政治家」だ。党側も選挙のことばかりではだめだ。私だけでなくみんなが思っている。
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