人魚宝宝と呼ばれる奇形児の中国人の赤ちゃんについて。

sidalionさん

国情の違いが大きいので私たちは日本人としての判断しかできないでしょう。

根本に中国人の拝金主義があります。

なおかつ中国内での格差が大きすぎる問題が根底にあります。
歯磨きもないお尻ふく紙のない雨水生活の人が大勢いる国です。
ベイジン五輪のイベントはそういう人たちを切り捨てて対外宣伝に行われたものです。

日本人としては同情に傾くのは分かります。

中国の当事者たちにも十分この子への同情の気持ちはあったと思いますが、
それでもよく考えると医者が単に仁術で手術したとは思えないのです。

親の分からない責任を問われない赤ん坊を半ば実験台にしたような可能性も考えられます。
外科医で自分の専門分野なら・・・切ってみたいものもいるでしょう。
仁術で押し切られれば文句が付けにくい所です。

障害児は捨てる・可愛い児は攫う・嫁の来ない所では女児を買い取る、
そういうことがまかり通っている国ですので、
日本人の感覚では計り知れない部分があります。

ブログも見ましたが、あの赤ん坊の姿は人の興味を引くに十分な「見世物」でした。
欧米や日本ではあまり出さない写真だと思いますが何枚も出ていました。

またその手厚い治療？の写真は、
中国の大部分の人が一生受けられないような治療の様子でもあります。
中国は統治の一環として各地方に大きな病院を作っていますが、
そのレベルは「いい？」としても治療実態はつかい廻しの器具や不衛生な環境に尽きます。

拝金主義と中国の貧困格差をベースに持った中国人にとっては、
あの治療だか実験だかの百分の一でも回ってくれば人一人が助かるのにと思うのも当然です。

PCを持っている人がそう貧しいとは思いませんが、
北京や上海から遠く離れた彼らを取り巻く医療環境は満足できるものではないのでしょう。

賛否両論でネットが炎上しているのは、
治療否定派の半分くらいがこの話を隠れ蓑に中国当局への不満を代弁しているように思います。
あと半分くらいは拝金主義で合理的な中国人気質がまんま出ているのではないでしょうか。

それに賛成派が多いのを見てもなんだか安心します。
たとえ彼らが格差に鈍感な勝ち組派だったとしてもです。
中国全土でネットできるPCがあるのは、
どう見たって８割がた大都市圏にあるような気がします。