2009年10月28日 11時17分更新
生後1か月の長男の頭を殴って死亡させたとして逮捕・起訴されている岡山県津山市の29歳の母親が双子の次男の頭にも暴行を加えて大けがをさせた疑いが強まり、警察では傷害の疑いで28日にも追送検する方針です。
追送検されるのは津山市の無職、小林真実被告(29)です。
小林被告はことし8月津山市の自宅で、生後37日の長男、建太ちゃんの頭を殴るなどの暴行を加え、死亡させたとして傷害致死の罪で起訴されています。
健太ちゃんには双子の弟がいますが、警察のその後の調べで小林被告は、建太ちゃんに暴行を加えた時とほぼ同じ時期に双子の次男の頭も殴って頭の骨を折るなどの大けがをさせた疑いが強まり警察は28日にも傷害の疑いで小林被告を岡山地方検察庁に追送検することにしています。
警察によりますと小林被告は事件当時、夫と、5歳と2歳の女の子、それに死亡した建太ちゃんと双子の次男の6人で暮らしていました。
警察の調べに対し小林被告は「双子がぐずっていたので泣きやませたいと思って殴った」と話して容疑を認めているということです。