2009年10月28日 11時17分更新
岡山県は、9つある県立の養護学校の名称を、来年4月から「支援学校」に変更することになりました。
県などによりますと、おととしの学校教育法の一部改正で、盲学校や聾学校それに養護学校は、障害の種類や程度を超えて教育を行うための「特別支援学校」に一本化されました。
県教育委員会は、特別支援学校の考え方や名称が一般化してきたことから、来年4月から9つの県立の養護学校の名称を「支援学校」に変更することにしました。
これによって岡山市北区の県立岡山養護学校は岡山支援学校に、笠岡市の県立西備養護学校は西備支援学校に、備前市の県立東備養護学校は東備支援学校などとなります。
一方、岡山盲学校と岡山聾学校については、専門性が高い教育が行われていることなどから、当面は名称を変更しないとしています。
また、倉敷市立の倉敷養護学校については、市教育委員会が名称を変更するかどうか検討しているということです。