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衆院で代表質問開始へ 財源、普天間迷走を追及へ
(10/28 11:17)


 鳩山由紀夫首相の所信表明演説に対する各党の代表質問が28日午後、衆院本会議で始まる。野党に回った自民党は谷垣禎一総裁が1番手で質問に立ち、一般会計で過去最高の95兆円超になった2010年度予算の概算要求に関連し財源問題を追及。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐる首相や関係閣僚の発言の食い違いも問いただす意向だ。

 政権交代後初めての国会論戦。首相は従来型の予算編成の在り方を見直し、税金の無駄遣い一掃を目指す政権の取り組みに理解を求める考え。

 谷垣氏は民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)を取り上げ、民主党の政権担当能力に疑問を投げかける。09年度補正予算のうち約3兆円の事業執行停止にも触れ、停止事業の判断基準明示を要求。10年度概算要求について、結果的に国民の負担増につながると批判する構え。

 普天間問題の迷走をめぐっては米国との同盟関係への悪影響を警告。20年までに温室効果ガスを1990年比25%削減するとの中期目標に関し、経済成長や家計、雇用への影響もただす。

 自民党の西村康稔政調副会長は元大蔵事務次官を充てる日本郵政社長人事の経緯を問い、首相の偽装献金問題の全容解明を求める見通しだ。

 この後、公明党の井上義久幹事長が質問。民主党は「政府与党は一体」として質問を見送った。

 

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