新しいInternet Explorerにアップデートしたら、これまで利用できていたWebサービスが急に使えなくなったということはないだろうか。2008年2月13日からWindows Updateの自動更新で配布されるようになったInternet Explorer 7でよく見られたトラブルで、これはIE7のセキュリティが強化されたことによるもの。セキュリティ設定のレベルを変更することで解決することが多い。また、特定のサイトを「信頼済みサイト」として登録するのも手だ。
JavaScriptやActiveXが有効化されていないと利用できないWebサービスも多い。IEコンポーネントを利用するSleipnirなどのタブブラウザでは、セキュリティ対策のため標準で「ActiveXのダウンロードを許可」の項目を無効にしている場合がある。Webサービスがうまく動作しない場合は、こうした点をチェックしてみるとよいだろう。
Windows Vistaの場合、IE7の実行権限が低く設定されているため、「ピクチャ」フォルダなどにファイルを保存できないケースがある。この場合は、インターネットオプションのセキュリティ設定で、「保護モード」を解除するとよい。