城島、阪神入団!“誠意には誠意”男気決着や!
| 城島(左)と入団交渉を行った(右から)星野SD、南球団社長(代表撮影) |
◆ 福岡市内で阪神と2度目の交渉 ◆
男気決着で「虎の城島」誕生や。前マリナーズの城島健司捕手(33)が27日、福岡市内で阪神と2度目の交渉を行い、入団で合意に達した。南信男球団社長(54)、星野仙一シニアディレクター(SD=62)も同席した交渉はわずか30分のスピード成就。条件面は4年総額20億円+出来高払い(推定)で、背番号はソフトバンク、マリナーズで付けた「2」が用意されている。
▼城島 (交渉後、会見に臨み)前回同様“君の力が必要だ”と。球団、現場すべて一体となった誠意は十分に伝わりました。阪神にお世話になろうと決めました。福岡への思いは変わらない。ただ、阪神のために力を出し切りたい。今まで敵だった(甲子園の)大歓声が味方に変わると思うと心強い。タイガースでは新人。投手陣には僕が心を開いて僕を知ってもらわないと。たくさんコミュニケーションを取ることが大事。大阪の阪神ファンが“城島を獲って良かった”と言ってもらった時に、初めて野球選手としての声援をもらう。それをつかむのは目先の何試合かじゃない。心の底から拍手をしてもらえるようなプレーをしたい。阪神に行くことは新たな挑戦ですし、引かれたきれいな道じゃない。阪神にも素晴らしいキャッチャーがいる。競争に勝っていかないと。
[ 2009年10月28日付 ]
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