2009年10月27日 19時18分更新
岡山県商工会議所連合会が県内の600社を対象に3か月ごとに行っている調査で、先月までの3か月間の景気に対する見方は4期ぶりに改善し景気の下げ止まりを示す結果となりました。
それによりますと、7月から先月までの3か月間の景気について、「良くなった」と答えた企業の割合から「悪くなった」と答えた企業の割合を差し引いた指数はマイナス47.6ポイントでした。
これは、平成10年に調査を始めて以来、過去最悪の数字となった前回の調査比べ2.2ポイント、4期ぶりの改善となり景気の下げ止まりを示す結果となりました。
これを受けて岡山商工会議所の岡ざき彬会頭は、「依然として厳しい数字だが数値がわずかながら上向き始めこのまま上昇してくれたらと思う」と話し期待を示しました。
また、民主党の経済政策について「家庭の消費を拡大することで企業の経営回復を目指そうとしているが直接的ではなく時間がかかる方法のため今後、さらに景気が悪化する可能性がある」と指摘し、早急な企業に対する景気対策の必要性を訴えました。