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政府は27日、2009年度の文化勲章を材料科学の飯島澄男(70)、古典落語の桂米朝(83)、歌舞伎の坂田藤十郎(77)、社会経済史の速水融(80)、ウイルス学の日沼頼夫(84)の5氏に贈ることを決めた。
文化功労者には免疫学の審良静男(56)、作詞家の岩谷時子(93)、画家の草間弥生(80)、第48代横綱・大鵬の納谷幸喜(69)、小説家の宮尾登美子(83)、行政法学の塩野宏(78)の6氏ら15人を選んだ。文化勲章の親授式は11月3日に皇居で、文化功労者の顕彰式は同4日に東京都内のホテルで行われる。
文化功労者はほかに日本画家の岩沢重夫(81)、能楽の片山九郎右衛門(79)、文化人類学の川田順造(75)、天体力学の古在由秀(81)、フラメンコ舞踊の小島章司(70)、植物分子生物学の杉浦昌弘(73)、分子生物学の谷口維紹(61)、文楽の吉田簑助(76)、原子核物理学の山崎敏光(75)の各氏。
文化勲章の飯島氏は、ナノテクノロジーの素材として注目されるカーボンナノチューブを発見した。古典落語の分野で初の受章となる桂氏は、知性と洒脱さを併せ持つ芸風で上方落語の発展に貢献した。
坂田氏は、歌舞伎俳優として優れた演技力を発揮。速水氏は、江戸時代の戸籍に当たる宗門改帳を基に人口動態を明らかにし、近世の新しい社会像を浮かび上がらせた。日沼氏は、成人T細胞白血病の病因ウイルスを発見、感染経路も解明した。
納谷氏は、32回優勝した昭和の大横綱で高度成長期の「国民的ヒーロー」。宮尾氏は、繊細な文章で「櫂」「寒椿」など豊かな物語性を持つ小説を世に送り出した。
飯島、速水、岩谷、草間、小島、納谷の各氏はそれぞれの分野で初の選出となる。
(2009年10月27日18時11分 スポーツ報知)
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