史上最低の防衛大臣 ニュース記事に関連したブログ

2009/10/27 16:09

 

苦しい言い逃れ

北沢防衛相は日米合意履行でも公約違反ではないなどと弁解してもムダである。
マニフェストには沖縄から米軍基地を追い出すと書いてある。
三党合意はどうなるのか。
潮匡人氏によれば「チンパンジーにも劣る史上最低の防衛大臣」(WILL 12月号)だそうである。
猿並みということか。

マスコミの前で故意に欠礼(国旗を無視)した。自衛隊の給油支援活動については「マニフェストに継続しないと書いてある」と真っ赤な嘘をつき、記者会見で「成果は限定的」と事実に反することを言い、「集団的自衛権行使に精力を費やすことは生産的でない」と妄言を吐く「史上最低のど素人大臣」だと手厳しい。

確かに読んでみると、とんでもない男を防衛大臣にしたものだ。

「田母神俊雄前航空幕僚長を参考人招致した参議院の外交防衛委員長を務め、田母神氏の発言を強引に遮った無礼な態度はテレビでもたびたび放映された」

そうか、あの時の男だったのか!
田母神氏の「猿でもわかる日本核武装論」をブログでご紹介したが。チンパンジーどころか「猿にも劣る防衛大臣」いうことか。
http://blogs.yahoo.co.jp/nipponko2007/33224195.html

せめて前原か長島を防衛大臣にすべきだったと潮氏は言うが同感である。
長島政務官は給油延長を主張してバッシングされた。
石破元防衛大臣より防衛大臣にふさわしかった浅尾慶一郎議員は民主党を去った。
ボンクラの防衛大臣では国の行方が危ぶまれる。

産経ニュース(2009/10/27 13:59)
北沢防衛相「日米合意履行でも公約違反にはならず」 
普天間飛行場問題

 

 

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「国民」を52分に47回 ニュース記事に関連したブログ

2009/10/27 14:19

 

「国民」とはどこの国の「国民か」

昨日の鳩山総理の所信表明演説で、「国民」という言葉が47回出たそうである。
勘定する方(ほう)も勘定する方だが、52分で47回とはほぼ毎分ごとである。

何が嫌いかといって、政治家が『国民』『国民』と連呼するほど嫌いな事は無い。
国民に媚びる姿勢が嫌いであるし、第一、国民にもいろいろあってどの国民か分からない。

民主党に投票したのは5割以下に過ぎず、自民党に投票した4割近くの国民にとってはいい迷惑である。
もっとも民主党の言う国民は日本国民ではなくて近隣諸国の国民らしいから私達には関係のないことだが・・・

選挙演説ではあるまいし、『国民』を連呼せずに黙って日本国民のために仕事をすべきである。

 

 

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「脱官僚」真っ赤な嘘 ニュース記事に関連したブログ

2009/10/27 11:53

 

首相答弁などを官僚に依頼

今日の産経新聞に出たらしい。
「らしい」というのは宅配された14版には載っていないからだ。
「脱官僚」だの「政治主導」だのという民主党の看板が聞いて呆れる。


マスコミは昨日の鳩山総理の所信表明演説を「官僚の作文をホッチキスで止めたのではなくて、自分の言葉で語った。今までの首相になかった」と絶賛していたが「どんだけ!」。


日本郵政社長の天下り、渡り人事と言い、首相答弁の官僚依存といい、愚民の夢見た民主党の偶像は次々と壊れていく。

産経新聞(2009/10/27)
首相答弁、官僚に"丸投げ"
「政治主導」看板倒れ
メモ作成指示「格調高く」

TBS「みのもんた朝スバッ!」


答弁メモ「作成指示書」
これまでどおり(麻生政権時と同様に)各省庁の協力をお願いする」と記載

●首相答弁は格調高く、簡潔な表現に
●役人しか分からない表現は使わない
●抽象的な表現は使わない
●答弁してはいけない内容や注意点を記す

など官僚側に細かな指示。

宮内正英(スポニチ編集局長)
「あくまで推測だが、共同通信が入手した内部文書だとしたら、出所は官僚だ」

小沢幹事長は官僚には答弁させるなと言っていたが、これでは閣僚は官僚の操り人形ではないか。
官僚(霞ヶ関)を悪玉に仕立て上げ、政治を政治家の手に戻すと御立派な主張をマニフェストに掲げて選挙に勝ったが、またもや国民を騙したことになった。

産経ニュース(2009.10.27 02:00)
「首相の答弁は格調高く」官邸が官僚に答弁づくり指示


産経ニュース(2009.10.27 09:19)
「指示していない」 官僚作成の「答弁メモ」で鳩山
首相

 

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乙女チックな所信表明 ニュース記事に関連したブログ

2009/10/27 00:10

 

夢見る鳩は日本解体を招く

鳩山首相の所信表明演説に対するコメントでいちばん的を射ているのは産経新聞の阿比留瑠比記者の批判だ。

長すぎる、方向性が見えない、国際環境への危機感が無い、教育について触れていない、対等な日米係というが集団的自衛権の行使の考えが無い、普天間基地問題でも「いきがる」一方、大統領には分かってもらえるという甘えの姿勢だけ、鳩山首相の危うさが露呈・・・

阿比留氏は鳩山首相の番記者になったからよく見えているに違いない。

TBS「総力報道 The News」(2009/10/26)


後藤謙次
「長すぎる。政権交代から国会開会までも長すぎる」

テレ朝「報道ステーション(同上)


テレ朝は鳩山演説にオーバーラップして、チョーク工場や社保庁の職員のサービス向上の映像を流したりして民主党広報部の面目躍如だ。

谷垣自民党総裁
「冗長で感傷的。具体性に乏しい。(議場は)ヒトラーの演説に賛成しているような印象だ」

あの拍手と歓声は実に耳障りだった。

山口公明党代表
公明党の主張と方向性は同じだ」

はやくも民主党に擦り寄っている。でも小沢幹事長はお呼びでないよ。

一色清(朝日新聞編集委員)
「自分の言葉で語っておられて非常に良かった。ひとつ注文つけるとすると経済環境は甘くないのでもっと国民に覚悟や協力を求めても良かった」

冗談じゃない。国民は金がもらえると思って民主党に投票したのだから、覚悟せよなどといったら怒るぞ。
それにしてもテレ朝解説者たちの鳩山総理に対する必要以上の敬語には辟易する。

古館伊知郎
「理念として素晴らしいと思う箇所が何箇所もあった。文章で読むと現実論に踏み込んで欲しい」

耳障りの良い言葉に酔いしれた阿呆たちの戯れ言である。

産経ニュース(同上)
鳩山首相の所信表明演説 「あいまいさ」と「甘さ」目立つ

 

鳩山由紀夫首相の初の所信表明演説からは、政権交代を成し遂げた高揚感と「友愛」にかける首相の強い思い入れは感じられるものの、諸施策に関する具体的言及は乏しい。残念ながら日本が置かれた厳しい国際環境への危機感もあまりうかがえない。
 演説作成にあたり「役所の要望は極力抑え、国民の心に響くメッセージにしたかった」(政府高官)という意気込みは理解できる。だが、通例の1・5倍という12905文字を費やした割には、抽象的で焦点がぼけた印象だ。
 例えば「何よりも、人のいのちを大切にし、国民の生活を守る政治」を掲げているが、これは当たり前すぎてことさら強調する意味が分からない。「大きな政府とか小さな政府とか申し上げるその前に」という表記も、どこを目指したいのか方向性が見えない。
 あるいは、1月のオバマ米大統領就任演説にある「今日問われるべきなのは、政府が大きすぎるか小さすぎるかではない」との言葉を意識したのかもしれない。しかし、オバマ演説は同時に国民に「忠誠や愛国心」を求め、義務を果たすことが「市民権の代価」であるとも指摘している。上面だけをまねても、本質があまりに違う。
これだけ長い所信表明演説の中で、教育についてほとんど何も触れられていない点も気になる。その半面、日教組のドンと呼ばれる民主党の輿石東参院議員会長(幹事長職務代行)のキャッチフレーズである「『居場所』と『出番』」は盛り込まれている。
 そして、特に懸念されるのが外交・安全保障に関する部分だ。民主党政権公約マニフェスト)通り「対等な日米同盟」をうたい「日本の側からも積極的に提言」する関係を目指すとしているが、それには日米同盟の片務性をただす必要がある。端的に言えば「集団的自衛権の行使を可能にする以外にない」(首相経験者)が、鳩山首相にその考えはないようだ。
 東アジア共同体構想は高らかに主張するが、喫緊の課題である米軍普天間飛行場の移設問題に関しては「在日米軍再編については」と表現をぼかした上で「真剣に取り組む」とあるだけだ。日本は何もせずに“いきがる”一方、「大統領には分かってもらえる」(政府高官)といった、甘えの姿勢すらうかがえる。
 だが、米国は契約(日米合意)を重視する冷徹な国だ。演説からは、改めて鳩山首相の危うさが浮き上がってくる。(阿比留瑠比


西山社長更迭を求めて自分が更迭された鳩山(弟)は夢想的な兄の所信を批判した。

(同上)
「少女マンガのシーンみたい」鳩山元総務相、兄の所信表明を酷評

 

 


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民主党を護衛するマスコミ集団

2009/10/27 00:05

 

                 

 

民主政権に暗雲!

WILL12月号のタイトルは総力大特集「民主政権に暗雲!」となっている。
最初に読んだ「中川昭一さんへの弔辞」の中の安倍晋三元首相の弔辞は中川氏が如何に国思う政治家であったかを語っていた。日本はほんとうに大事な政治家を失ったと思う。
金美齢さんも中川氏との個人的なエピソードを交えながら、中国にも毅然と対応した政治家として「冥福を祈るどころか、悔しく、無念です。どうかもう一度生き返って、日本再生のため、頑張って欲しいと切に願うばかりです」と結んでいて・・・こう書いている私も無念で涙が溢れる。

それにしても民主党政権誕生後のマスメディアは民主党礼賛ばかりで腹が立つ。
堤・久保の連載「蒟蒻問答」も「小沢・鳩山になびきっ放しの日本のマスコミは情けない」と腹を立てている。

久保紘之
「いまのメディアの薄気味悪さはどうです! たしかに新聞は鳩山の献金問題を報じているけれど、それはあくまで「自分たちは公正・中立である」と装うためのもので、本気で追及する気はさらさらない」

編集部
「確かに朝日新聞、毎日、読売がそろって社説で『鳩山総理は説明責任を果たせ」と書いていたが、みえみえのアリバイ作りとしか思えない」

堤尭
「新聞はマニフェスト選挙だと煽り立て、そのくせ公約を選挙前には検討せずに「政権交代」を連呼した。いざ交代したら「見直せ」「公約にこだわるな」。そんな危ない公約なら、なんで政権交代を囃し立てたんだい。自分らが書いた記事を忘れたのか」


「だいたい民主党マニフェストなんて、最初からできないことは眼に見えている。俺らもずっと前から言い続けているじゃないか。本来、新聞は選挙前に分析をして、『できないことをできると言うやつはバカか詐欺師だ』と言うべきなんだ。ところが、バカの一つ覚えのように「政権交代」ばかりを連呼し、交代すれば『現実路線に徹しろ』『勇気を持って変えろ』。何を考えているんだ」

「NHKと民主党の危険な類似点(水島総)」もNHKの台湾偏向報道に抗議した台湾の人たちに、抗議撤回の文書を作って署名に回ったNHKの隠蔽工作の特ダネを産経新聞は取り上げたが、フジテレは取り上げなかった。

「少なくとも報道においては、フジ・産経グループが幻想にすぎないことはよく了解出来た」

NHKは労組が支配していて民主党と似ているという。

「本年の衆議院選挙での民主党の政権交代も、長年にわたるNHKの情報工作の「功績」によるところ大であるが、視点を変えてNHKの職員構成を見ると、実は民主党の議員、職員構成と類似、酷似しているという興味深い事実がある」

民主党の幹部は親中国系のリベラル保守で、実際の活動部隊は旧社会党系のサヨク組合が牛耳っていて、民主党の保守系議員は「公正」という弁解のためのショーウィンドウだという。
前原、長島などはさしずめそのショーウィンドウだろう。

そのサヨク活動家が推進する「外国人参政権は憲法違反だ」と百地章日本大学教授はいう。23日の産経新聞の「正論」の百地教授の論文をご紹介をしたが、その詳細が解説され「民団の干渉を許すな」と傍観できないとしている。

鳩山首相の番記者阿比留瑠比氏の「ブレまくり鳩山無責任全語録」、鳩山「個人献金」疑惑全真相(岩井奉信)、チンパンジーより劣る防衛大臣(潮匡人)、東アジア共同体の仕掛人寺島実郎(山際澄夫)など読みどころ満載だ。

今日の鳩山総理の所信表明もワシントンポストの論文同様に反米親中の寺島実郎が書いたと思われる部分が多々みられた。

マスコミに護衛された民主党船団は日本解体に針路を取って突き進んでいく。

 

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亡国の所信表明演説 ニュース記事に関連したブログ

2009/10/26 15:03

 

国会議事堂の空騒ぎ

いま、鳩山首相が施政方針演説をやっている。民主党議員たちの拍手と声援が国会議事堂をこだましている。
日本が亡国への道を歩む歴史的な瞬間だ。

「金太郎飴みたいな中央集権」とか言っているが、なんと語彙の貧困な首相だろう。

テレ朝「やじうまプラス」(2009/10/26)


川村晃司
「昨日、鳩山総理とお会いする機会があって、話を聞いたんですけども、非常にやっぱり総理になってから顔付が引き締まってきたなあという印象を持ったんですね」

小松靖(キャスター)
「へぇーっ」

川村
「従って、今日、国会で所信表明演説をされますけど、その中でご自分の政治資金の問題なんかをきちんと話されるのではないでしょうか」

鳩山総理に対する敬語がいやに耳についた。麻生総理の時はこのような必要以上の敬語を聞いた覚えが無い。

いま中継されている施政方針演説で、自分の政治資金の弁解などするわけはない。もともと弁解できる筋合いではないからである。

 

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マングースと必殺仕分け人 ニュース記事に関連したブログ

2009/10/25 23:44

 

浮き足立つ民主党議員たち

「羽田がハブなら成田はマングースだ」と森田千葉県知事が言ったのはふざけ過ぎだと非難するコメンテーターたちが居たが、それなら「必殺仕分け人」と言った鳩山首相の方がもっとふざけている。

この「必殺仕分け人」のなかの14人の新人議員が小沢幹事長の命令で作業チームからはずされてしまった。そして23日午後、突然、枝野幸男リーダーからの作業中止の通達。
このドタバタ劇、一体民主党政権はどうなっているのだ。

土日返上で作業する多忙な毎日だというのに作業を中断したり、蓮舫議員のようにてテレビに出まくっている。長妻昭厚労相も多忙だといいながらTBSの民主党ヨイショ番組シリーズで、母子加算を復活させたヒーローとしてみのもんたにおだてられて悦に入っている。
そんな時間があったら仕事をしたらどうだ。

テレビに出てくる民主党議員もこの所の不始末続きに弁解に大わらわだ。
日テレに出演した民主党の山口壮議員も郵政社長の元大物官僚渡り問題、普天間基地と日米問題の弁解に明け暮れていた。
一方、竹中平蔵氏は小泉元首相と共に日本をアメリカに売ったと批判する向きもあり、毀誉褒貶が激しいが、彼の論旨は説得力がある。

日本テレビ「ウェークアップ!プラス」(2009/10/24)
郵政社長に「元大蔵次官
「脱官僚」に矛盾?


竹中平蔵
民主党の若い人は物凄く戸惑っている。実質国有化だ。法治国家だから手続きは重要だ。これは指名委員会を持っている委員会設置会社だ。指名委員会が指名して政府がそれを承認するという手続きを全く無視して、大臣が決めて発表している。不思議な事に受ける方(かた)もどのくらい自由度がある会社が分からないから普通の経営者だったらどんな会社になるか分かってから返事をする。(しかし)どういう会社になるか分からないのにやるといっている。引き受ける方も経営判断をする方ではなくて政治判断をする方だ。これに郵政の改悪の本質が示されている」

郵政改革は改悪の方向に進んでいることは間違いない。

 

 

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民主党のマニフェスト詐欺

2009/10/25 21:17

 

詐欺と違反の常習犯

産経新聞の乾正人政治部長はいつも正論を吐く。
テレビメディアに毒された視聴者は産経新聞は民主党政権に厳しいとぼやくが、時々左側にふらつきながらジャーナリズムの良心を僅かに保っているのは新聞では産経新聞だけである。

今回、日本郵政の次期社長に官僚のドンといわれる人物を持ってきたことは、「脱官僚」「官から民へ」「天下り禁止」「渡り禁止」を謳ってきた民主党の欺瞞を曝け出した。
民主党は嘘つきであり立派なマニフェスト詐欺である。
今後、あれほど忌み嫌った官僚の手を借りずにはまつりごとができない民主党の哀れな姿を国民は目にすることになるだろう。
マニフェストなど守らなくても良い、現実路線への転換だと正当化するマスコミは国民を馬鹿にしているとしか思えない。

選挙前の民主党の公約に財源の裏づけがないと自民党が批判したことに対して、無駄を削減すれ出来ると言い、政権さえ取れば財源は何とかなる(小沢一郎)とも言った。
今朝の産経新聞では加地伸行立命館大学教授が「『ムダ削減』看板に詐りあり」と題して次のように言う。

「毎日ムダを削れの話である。今年度補正予算の見直しということで政府と与党の民主党とが正義の味方、白馬の騎士気取りでムダを削れとわめいている。しかし、この白馬の騎士、はや落馬気味である。と言うのはムダを削れという話が、いつの間にか3兆円を削れという話に変ってきたからである」

ムダを削れというが、ムダの概念を定義せずに削減の数字だけの話になっているというのである。
だから文科省の700億円の研究費減額など単なる事業の縮小に過ぎないという。

ここからはPonkoの考えだが、たとえば防衛費も一律何%のカットとなれば、最重要な国家事業の縮小を招き、国民の生命と安全は危機に晒される。
軍事力を強化する中国、ならず者北朝鮮などの近隣諸国に囲まれた日本は軍事力を強化すべきだという国家戦略なしには予算の見直しはできない。
マスコミは母子加算が復活したとか、子供手当てが支給されるとか「コンクリートから人へ」と囃し立てるが、国防はコンクリートの防壁を作る立派な公共事業である。
国が破れたら母子加算も子供手当てもあるまいに。

さらに付け加えたいのは、マニフェストに載っていない政策を早々と法律化しようとしていることである。これもある種のマニフェスト詐欺である。
外国人参政権問題ははやくも法制化に向けて動き出している。今のところ鳩山首相が時期尚早とのポーズを取っているが時間の問題だ。公明党に法案を提出させて成立させる魂胆らしい。自公政権の時は自民党内の良識派が何とか押し止めてきたがもはやなすすべもない。
外国人参政権の問題点は随所で指摘されているので御存知ない方は居ないが、最近では産経新聞(10月23日付)の「正論」で百地章日本大学教授が民主党の「マニフェスト違反」だと糾弾している。
よく纏まっているのでまだお読みでない方はご参照頂きたい。

外国人参政権で危惧されること

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091023/plc0910230314003-n1.htm

産経新聞(2009/10/24)
【from Editor】「マニフェスト詐欺」第1号


だから言わんこっちゃない。

鳩山政権は、日本郵政の次期社長に元大蔵事務次官の斎藤次郎氏の起用を決めた。
ご本人は「辞めてもう15年はたっている。私自身の中では、元官僚という意識はない」とおっしゃっているが、社長を務める東京金融取引所の従業員はわずか100人。民間企業の社長としての実績を買われての起用でないことは誰の目にも明らかであり
民主党が蛇蝎(だかつ)のごとく嫌ってきた「天下り」人事そのものである。
 8・30総選挙に臨んで民主党は、「税金のムダづかいと天下りを根絶します」とマニフェスト政権公約)に高らかに謳(うた)った。鳩山由紀夫首相は「官僚の中の官僚でも(辞めて)10年、20年たっていれば中身は変化する。能力のある方なら認めるべきだとの結論に達した」と言い訳しているが、失礼ながらマニフェスト詐欺」第1号に認定させていただく。

 民主党は野党時代、ことに2年前に参院選で勝利し、政権交代が現実味を帯びだしてから官僚を目の敵にした。象徴的だったのは、日銀総裁人事だ。自民党政権が、財務省出身の武藤敏郎氏を提示したのに対し、民主党は官僚OBであるとの理由だけで、総裁就任を阻んだ。そのほかの国会同意人事でも、武藤氏と同じ理由で数多くの官僚OB起用案を葬り去った。
確かに国家公務員や地方公務員の民間企業への天下りは目に余る。自民党ができなかった独立行政法人公益法人を隠れ蓑(みの)とした税金の無駄遣いをやめさせようという民主党の基本方針は正しい。
 だからといって「官僚OB」というだけで、有為な人材をパージしてはいけないと昨年の日銀総裁騒動で小紙は訴えてきた。
 政権を獲得してからようやく気づいていただいたようだが、「天下り」以前の問題として斎藤氏の起用は適材適所とはいい難い。
 総従業員数が20万人を超え、経常収益20兆円弱、経常利益8305億円をあげる巨大企業となった日本郵政グループの舵(かじ)取りを企業経験の乏しい73歳の老人に委ねるのは、かなり無理がある。
 小生のもとに寄せられる投書も「産経は民主党に厳しすぎる」というご批判が減り、「夫婦でデレデレ手をつないでいるだけで、経済対策をまともにやらない首相を叱責(しっせき)してほしい」といったものが増えてきた。この問題を機に、鳩山政権がマニフェストとは裏腹の「民から官に」舵をきらぬようしっかりと監視していきたい。(政治部長 乾正人)

 

 

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岡田外相は不敬罪 ニュース記事に関連したブログ

2009/10/24 23:10

 

鳩山首相は不能罪

岡田外相が不敬にも天皇陛下のお言葉に疑義を差し挟んだ件について鳩山首相が批判した。
当然の事である。
しかし、その岡田氏が普天間基地の移設先は嘉手納基地がいいと思いついたように言った事を「政治主導だからいい」とは合点が行かぬ。
長年自民党米国が検討して決めたことを閣僚が数日であそこがいいなどと無責任に発言してもいいのか。「最後は私が決める」などと粋がっている場合ではない。

オバマ大統領が来るまでに決めなくても良い」などというのも今の内に言える単なる強がりで、当然オバマ氏は回答を求めるだろう。その時に待ってくれと言えるのか。
事前調整で必ず当日までに回答を準備するよう求められるだろう。
鳩山首相のブレる姿が今から目に浮かぶ。

産経ニュース(2009.10.24 22:15)
首相、岡田外相を批判 天皇「お言葉」発言で

 

 

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軽々しい鳩山発言 ニュース記事に関連したブログ

2009/10/24 21:55

 

外交上の信頼を損ねる

連日のようにクルクルと変る鳩山発言は、もはやブレなどというレベルのものではない。
ブレと言うからにはブレる前の芯があるはずだが、二転三転するから芯すらない。
この記事は麻政権の命取りは麻生前総理の言葉の軽さが原因であるかのような書き出しだが賛同できない。鳩山首相の言葉の軽さは麻生前首相の比ではない。
その発言には確たる信念のようなものが感じられない。うつろな目がそれを物語っている。

普天間基地移設問題しかり、東アジア共同体構想から米国を排除するかのごとき言動をしたかと思えば、ASEAN会議で「米国の関与を示唆」したとか。
麻生前首相と違って外交でブレるのは国際社会で日本の信頼を失うから困ったものだ。

 

産経ニュース(2009.10.24)
【名言か迷言か】鳩山首相は、羽田元首相に似ている?

 

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