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新型インフルワクチン 鳥取県、受験生に優先接種へ

 鳥取県は23日までに、新型インフルエンザのワクチンを優先接種する対象に、来年1月の大学入試センター試験を控えた受験生を加える方針を固めた。

 県医療指導課によると、国の当初の方針に基づくと中高生の接種は年明けになる見込みだったが、一部医療従事者の接種回数が2回から1回に減って余剰が出る見通しになったため、独自の方針を決めた。浪人生を含む約3千人が対象。接種は医療従事者と並行して年内にも始める。

 同課の岩見雄一課長補佐は「ワクチンの効果が出るまでには時間がかかる。試験の2〜3週間前までには接種できるように準備したい」としている。

 同課によると、県内の医療従事者用として希望があったワクチンは約1万2千人分。これまでに約7500本(約1万5千回分)のワクチンを確保している。

 平井伸治知事は21日、飯泉嘉門徳島県知事、古川康佐賀県知事と連名で、受験生を優先接種の対象者に加えるよう厚生労働省に要請した。〔共同〕(13:27)

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