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【社会】遺体の睡眠薬成分一致 詐欺容疑の女、病院で処方2009年10月27日 23時24分 埼玉県警に詐欺などの疑いで逮捕された無職女(34)=東京都豊島区、詐欺罪で起訴=の知人男性の相次ぐ不審死で、交際相手だった東京都千代田区の会社員大出嘉之さん=当時(41)=の遺体から検出された睡眠薬の成分が、女が病院で処方された薬の成分と一致していたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。 大出さんは埼玉県富士見市の駐車場の乗用車内で8月6日朝、練炭による一酸化炭素中毒で死亡しているのが見つかった。女がインターネットで練炭を購入していたことも判明。県警は、大出さんが死亡した経緯について女が事情を知っている可能性があるとみて調べている。 県警によると、女は遺体発見前日の同5日夜、大出さんと現場の駐車場で一緒にいたことを認め「別れたので、その後は知らない。自殺したのではないか」と供述。遺体があった乗用車は、大出さんが都内の業者から借りたレンタカーだった。 女が結婚相手を探すためのネット上のサイトで詐欺事件の被害者と知り合ったことも判明した。 起訴状などによると、女は昨年8月から12月にかけ、サイトに会員登録していた長野県塩尻市の50代男性と静岡県の40代男性にうその結婚話を持ち掛け、50代男性から約190万円、40代男性から130万円を詐取。クレジットカードの返済に充てており、県警は女が生活費目的で詐欺を繰り返したとみている。 (共同)
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