高砂署は26日、高砂市神爪の「高砂ボクシングジム」会長、山下忠則(44)=高砂市中筋=と、知人のとび職、勝江政紀(39)=加古川市尾上町長田=の2容疑者を傷害の疑いで逮捕した。ともに容疑を認めているという。
容疑は、25日夜から26日未明にかけ、高砂ジム内で加古川市内のカラオケ店の店長(42)を殴り、顔などに2週間のけがを負わせたとしている。
高砂署によると、カラオケ店は勝江容疑者のめいの元アルバイト先。2容疑者は暴行の直前に店を訪れ、店長に「めいにセクハラした」などと因縁をつけてジムに連れ込んだという。
高砂ジムは過去に日本王者を輩出したこともあり、ボクシングファンの間では知られた存在だった。【山川淳平】
〔播磨・姫路版〕
毎日新聞 2009年10月27日 地方版